猫日和

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保護から1年、こはくさん(Kさんから)

2021-06-16 12:30:35 | 里親さんから

きょうも里親さんからのご報告です。

群馬県から、こはくさんの里親の Kさん、
しばらく休職していたKさんですが先月から復帰し、その後にいただいたメールです。
仕事先が自宅の近くということで、いつもお昼にはご主人と2人で家に帰って来られます。

『 昼食は毎日二人で帰ってきて、こはくの様子を見に来ているというか、
こはくに元気をもらって午後も頑張っています。
留守番の時間が多くなりましたが、こはくはいたずらもせず、とても良い子(猫)で助かります。
暴れん坊だった頃が嘘のようです。』
 
まだ人馴れ途中でKさんの家にトライアルに行ったこはくさん(うちではママちゃんって呼んでました)
毎朝ケージの中はトイレの砂が散らかり、敷物はグチャグチャ、
それはもう酷い状態でしたが、それを黙々とひたすら掃除してきれいにしてくれた Kさん。
顔を見ては繰り返し話しかけ、抱っこどころか最初は触ることすら出来なかったこはくさんでしたが、
Kさんの努力の前にしだいに穏やかになっていき・・・
と、こんなふうに書くと普通の保護猫の状況と変わらないようですが、
とてもとても それとは比較にならんほどいろんなことがあったのです。
休職中だったKさんは、毎日毎日 こはくさんと向き合い、
その心労もあってだと思いますが身体にアレルギー症状(発疹)が出たり、
あえて こはくさんとの距離をとる強行作戦のためにKさんだけが数日ホテルに宿泊したり・・・
普通そこまでやりませんよね。
ご主人の理解と協力もあり、試行錯誤しながら3ヶ月、お二人で頑張ってくれました。
 
そして今では
『 前回のメールの後に病院で購入した駆虫薬を自分でできましたし、なんと爪切りまでしました!』
 
すごいでしょ
一生懸命な気持ちって通じるんですね~

里親募集サイトでこはくさんを見つけてくれた Kさん。
遠方にもかかわらずこちらにお見合いに来てもらって、
トライアルのためにお届けしたのは 去年のクリスマスイブでした。

こはくさんは半野良の保護猫だったということ、
そして堕胎手術をした猫だということ、
エサやりさんさえも触れない警戒心が強い猫だということ、
人馴れはしてくれそうだが、はたしてどの程度まで馴れてくれるかはまったくの未知数だということ、
そして、、、最悪は家庭内野良になるかもしれない・・・ということ。。。

それらすべてを承知の上でトライアルを希望して下さった Kさん。
最初にサイト上のこはくさんを見て何か直感的に感じるものがあったそうです。
その気持ちを捨てきれず、里親になるという選択をしてくださった。
そして前述のとおり、強い決意と意志を持って こはくさんに向き合い、
数ヶ月後には信頼関係を築くことができました。
 
その間 何度のメールのやりとり、そして時にはTELでの話があっただろう・・・

悩み、困惑し、憔悴しきったこともあったKさんですが、
こうしたら? ああしたら? と いろいろ考えてその都度細かい対応をしてくださって、
それはもう頭が下がる想いでした。
 
わたしにはきっと真似できないと思う。
ぜったいに途中で投げ出すにちがいないです。
うすっぺらな表現ですが、Kさんにはただただ 感謝の気持ちしかありません。
 
メールの中の一文にこうありました ↓
『 猫ベッドやハンモックの中に居る時はこはくに顔を埋めたり、
チューをしているので、抱っこができなくても十二分にスキンシップが取れているので満足です。』
 
『 最近は本当に甘えん坊になり、お姫様状態を満喫したいようです。
写真添付します。』

ということで、送ってくれた写真デス ↓



とてもいい表情の こはくさんです




うちにいた時とは雲泥の差、
外でエサをもらっていた時のキツイ顔つきはどこへやら・・・
もうすっかり家猫さんです。
自慢したいくらいの猫ちゃんになりました。
 
そういえば~・・・
たしかちょうど1年前、去年の6月末に捕獲器で捕まえて即 避妊手術をしたんです。
 
1年後にこんなに幸せになってるなんてね、
あの時には想像もしなかった。
 
里親さんって、、いえ、Kさんって本当にすごいです。
こはくさん、良かったね~、おめでとう!



          では、また