「日本版GPS」と言われる、準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」2号機を載せたH2Aロケット34号機の打ち上げに成功しました!
「みちびき」は、人工衛星からの測位信号(電波)を使って位置情報を算出するGNSS(測位衛星システム)の1つ。
GNSSでは米国のGPS(全地球測位システム)が最もよく利用されていますが、いよいよ日本独自のシステムによる運用が始まります。
日経新聞の記事によれば、スポーツ活用にスポットを当てていますが、私は、こうした宇宙技術は、スポーツ以外でも、例えば、総務FMビジネス領域にも、IoTや先端宇宙技術に支えられた「場」つくりに色々と活用できる事を期待しています。
具体的には
・環境モニタリング
気象、気温と生活温度、防災、都市部排熱
監視、Co2監視...等
・経済活動、人間の行動・活動モニタリング
高精度衛星写真や解析技術を集め、人間集
団・集合の行動特性と経済活動との相関を
モニタリング、また、経済活動の変化を捕
捉し社会の活力を予測
・エネルギー創造&モニタリング
原子力発電に代替する「宇宙力発電*」の
創出と地上への伝送テクノロジーの開発。
*宇宙太陽熱や宇宙線、そして太陽風をも
利用したエネルギー創出。宇宙のエネルギ
ーは無尽蔵!そのエネルギーを人類の暮ら
しに転用する研究が進められていますが、
まだ、実用化には至っていません。
〈参考サイト〉
http://www.optronics-media.com/news/20161012/44262/
・生命産業(農業、林業、漁業、バイオサイエ
ンス等) への支援
スマート農林水産業の実現をベースとした
地上での健康志向食材の生産や、宇宙農
場、宇宙牧場による食の安心・安全・安定
化。
まだまだ、妄想は膨らむばかりですが、今日はこのあたりで!
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO17056810Q7A530C1000000/