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幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

【知遊人のコラム】 未来年表!

2018-07-23 15:34:20 | 日記


今日は熊谷で41.1℃の猛烈酷暑日💦


河合雅司氏の「未来の年表」を読みながら、色々と考えてみました!



「少子高齢化」の進行による、社会システムの歪みと危機的状況への備えは喫緊の課題かもしれません。

然し乍ら、私達が当然の常識として受けとめている事ごとや、想定されている様々な環境・制度の条件や仕組みそのものが、人間社会にとって、本当に「真理」であるのか!への考察と議論が「欠落」しているように感じています。

例えば、「高齢者」と定義されている年齢は65歳以上という「決め」が存在します。ドイツのビスマルク提唱したとの説があり、日本も追随しているようです。ビスマルクは200年前の政治家です!

その当時は、65歳は今の80歳くらいの感覚だったかもしれませんが、今の時代、65歳は「高齢者」つまり、「働けない世代の老人」的定義は、実態と乖離しているように思います。

私自身、62歳の今(9月に63歳となります)準高齢者として、組織の定年制に従って定年後再雇用契約も終了し、個人社会活動を続けていますが、まだ体力・気力もある!と自分では思っています。

これからの時代は、「人生100年戦略」の時代とも言われています。何故、65歳以上を「働けない老人」の意味合いを込めた「高齢者」としているのか!に対する議論が必要だと思います。
河合氏は、75歳以上を「高齢者」と見直す事で、様々な問題の見え方が変わってくる事を指摘されており、私も同氏の考えに同調します。

年齢だけの問題ではありません。
現行の社会システムそのものが「制度疲労」をきたしており、このまま放っておくと、「日本社会生命」自体が機能不全を起こしてしまう事になりかねません。

「少子高齢者」対策の先例として、フランスのケースを検証する事や、インドの人口増加問題の検証などなど、政治的施策や人間生活の本質を見極めながら、どのような「新社会システム」をつくってゆくか!は、政治家の役目ばかりではないと思います。

私達、一人ひとりが問題意識を持つ事が大切です。
でも、どうすればよいのか!はなかなか分かりませんよね。

私が雇用を離れ、想いを持つ同士や仲間たちと目指す「社会創造」とは、長期的視点を見据えた、社会「場」創りでもあります。
志のある皆さんと一緒に活動してゆきたいと思っています。

この本で示唆されている内容は、「場」創りプロデュースに刺激と気づきを与えてくれます。
ぜひご一読を!