ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

組織社会での『チェンジ・エージェント』の役割

2019-08-29 09:42:27 | コラム

幸福価値を高めてゆく「場」のプロデュースとは、組織風土・企業文化を変革して、風通しの良い活気ある組織を創る事です。

「風通しの良い組織」とは「心理的安全性」に満ち溢れたコミュニティ!とでも言えるでしょうか。

組織を、躍動感に溢れ、且つ柔軟でありながら筋肉質の体質に変質させて「心理的安全性」に溢れるコミュニティ化をさせてゆくには、改革・変革推進者である「チェンジ・エージェント」をつくってゆく事が不可欠です。

「チェンジ・エージェント」とは、コミュニティマネジメントスキルとファシリティテーションの技量を有する「場」のプロデューサーでもあります。

組織の中で「場」創りプロデュースを担う総務部門は、働いている人たちの本音や想いを知り得る「現場仕事」に携わっている事が強みです。
生の組織の舞台裏を知ることで「組織の体温」調節が出来るのです。

総務部門がイニシアチブを取りながら「チェンジ・エージェント」を組織につくり出してゆく事が求められています。

以下は、当たり前の事ばかりではありますが、チェンジ・エージェントとして意識しておくべき幾つかの具体的ポイントです。

・利害対立するクライアントとのWin-Win 関係を築く仕掛け

・ハンズオンの姿勢と共に汗をかくこと

・相手の面子を潰さないこと

・現状の問題点を共有し共感させること

・理想を追い過ぎないこと

・痛みの少ない方法で

・やたら変えようと張り切り過ぎない

・声な大きなサポーターを得る
これが一番重要!

・無理せずテクニックにおぼれないこと

・戦わずして勝つ
なかなか難しいテクニックですが!

要は、大局的な視点を持ちながら地道な取り組みを継続してゆく事に尽きるのですが、ちょっとした「こつ」を知っておくか否かで取組成果に差がついてしまうように思います。

この「チェンジ・エージェント」機能は、組織の「働き方改革」でもある「チェンジ・ワーキング」を推進してゆく事になり、更に、その先の 組織の「意識変革」たる「チェンジ・マネジメント」に繋がってゆきます。

組織のトップマネジメントは、自組織の中に、専門的知識と豊富な経験をもつ、プロフェッショナル「場」創りプロデューサーを配置させることを考えてみてはいかがでしょうか。

でも、だれが出来るの?と思われますよね。

「総務部」を今一度見つめ直してください。

「そんなこと出来るわけないだろう!」と思うのではなく、どうすれば「総務部」を活用して『組織』を元気にしてゆくか!

まずは「戦略総務」の機能と『価値』を知っていただくことから始めてみませんか!