最近のヤマハキャッチコピーです。
皆さんも目にされたことあるかもしれませんね。
https://sound-solution.yamaha.com/lp/message_2019
私が進めている、人間の「感性・五感」に配慮した「場」つくりのアーキテクト&デザインの要素の一つが「音」です。
私は「音」へのこだわりは、『働き方改革2.0』を推進してゆく「場」の演出に、とても大切かつ不可欠な演出要素と考えています。
総務人事FMプロフェッショナルの方は、『たかだか「音」』と思うのではなく、色々と関心を持っていただくと面白い「場」への仕掛け方が見えてくると思います。
人間にとって「聴覚」で感じる感覚が「音」!
空気振動により伝えられる様々な「音」の特性や骨振動で伝わる音を知ると、人間の行動や創造性に刺激や影響を与えるメカニズムを知る事ができます。
例えば、自分の声!録音された自分の声に違和感を感じた経験ありまさんか!
音の感じ方は不思議です。
「音」には『音楽』『音色』『音程』『音域』『音圧』『雑音』『快音』....と様々な言葉や表現があります。
人間が聴き取れる音は通常、下は20Hz程度から、上は(個人差がありますが)15,000Hzから20,000Hz程度までの鼓膜振動を音として感じることができ、この周波数帯域を可聴域といわれています。
可聴域を超えた周波数の音を超音波といいます。
高周波音を身体で感じると「心地」を促す効果があると言われており、自然の中の10kHzに達する音は、耳から聞こえはしないのですが、リラックス効果をつくりだしてくれます。
森の中で、小川せせらぎ音や、木々の風音が気持ちを鎮めてくれるのはこの効果です。
生活空間には、心地よい音、身の毛がよだつ嫌な音、煩い音、爽やかな音、など色々な音に溢れています。うるさい音、やかましい音から解放されたい!と思うこともありますよね。
でも、面白いのは、まったくの無音の世界は、かえってストレスを感じることもあり、ホワイトノイズと呼ばれる「適度な雑音」が気持ちを鎮めてくれます。
私は、仕事場たるオフィス等の空間においても、働き方に合わせて、防音、遮音、吸音、サウンドマスキングによる隔離音などにこだわって、所謂、サウンドベースドワーキング(SBW)をデザインしてゆくのも総務FMプロフェッショナルの役目!と考えています。
「音」で何が変わるか!と言われます。
でも、私は、働く人々の意識とワークモードをシフトアップさせて、濃密で集中した仕事時間をつくるきっかけとなる要素!
と思っています。