ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

働く「音」改革!

2020-02-04 10:02:00 | 日記

最近のヤマハキャッチコピーです。

皆さんも目にされたことあるかもしれませんね。

https://sound-solution.yamaha.com/lp/message_2019

私が進めている、人間の「感性・五感」に配慮した「場」つくりのアーキテクト&デザインの要素の一つが「音」です。

私は「音」へのこだわりは、『働き方改革2.0』を推進してゆく「場」の演出に、とても大切かつ不可欠な演出要素と考えています。

総務人事FMプロフェッショナルの方は、『たかだか「音」』と思うのではなく、色々と関心を持っていただくと面白い「場」への仕掛け方が見えてくると思います。

人間にとって「聴覚」で感じる感覚が「音」!

空気振動により伝えられる様々な「音」の特性や骨振動で伝わる音を知ると、人間の行動や創造性に刺激や影響を与えるメカニズムを知る事ができます。

例えば、自分の声!録音された自分の声に違和感を感じた経験ありまさんか!
音の感じ方は不思議です。

「音」には『音楽』『音色』『音程』『音域』『音圧』『雑音』『快音』....と様々な言葉や表現があります。

人間が聴き取れる音は通常、下は20Hz程度から、上は(個人差がありますが)15,000Hzから20,000Hz程度までの鼓膜振動を音として感じることができ、この周波数帯域を可聴域といわれています。

可聴域を超えた周波数の音を超音波といいます。
高周波音を身体で感じると「心地」を促す効果があると言われており、自然の中の10kHzに達する音は、耳から聞こえはしないのですが、リラックス効果をつくりだしてくれます。
森の中で、小川せせらぎ音や、木々の風音が気持ちを鎮めてくれるのはこの効果です。

生活空間には、心地よい音、身の毛がよだつ嫌な音、煩い音、爽やかな音、など色々な音に溢れています。うるさい音、やかましい音から解放されたい!と思うこともありますよね。

でも、面白いのは、まったくの無音の世界は、かえってストレスを感じることもあり、ホワイトノイズと呼ばれる「適度な雑音」が気持ちを鎮めてくれます。

私は、仕事場たるオフィス等の空間においても、働き方に合わせて、防音、遮音、吸音、サウンドマスキングによる隔離音などにこだわって、所謂、サウンドベースドワーキング(SBW)をデザインしてゆくのも総務FMプロフェッショナルの役目!と考えています。

「音」で何が変わるか!と言われます。

でも、私は、働く人々の意識とワークモードをシフトアップさせて、濃密で集中した仕事時間をつくるきっかけとなる要素!
と思っています。

『価値観』&『常識感』のダイバーシティ&インクルージョン!

2020-02-04 08:12:00 | 日記

日本社会は豊かになりました。

法治国家としての法秩序は整然と整い、経済取引の「公平性」は法が目を光らせ、商行為・商取引が滞りなく行える社会秩序は当然のこと!との常識。

日々を生きてゆくために「働く」ことも当然との意識。「働かざるもの食うべからす!」的なバイアス意識を持つ人も多々。
でも、働きたくても働く機会や縁がなく、働けない様々な事情を持つ人々がいる社会の一面も。

私たちは、一所懸命に働く事で経済価値を創出し、企業や国家が発展する事が豊かな社会創造となっている時代を辿ってきました。

人間の我欲が下地となっている経済資本主義社会での経済発展は、便利社会を実現してきてきているものの、これからの未来社会価値観は、地球自然・環境の視点や、人間一人ひとりが持つ「幸福人生」を生きる尊厳的権利を見直そうとする『ステークホルダー資本主義』や、人類の共存共栄を目指す『SDGs』などの活動に意識価値が変質しつつある気運になっています。

私は、人間社会の価値基準そのものが多様性(ダイバーシティ&インクルージョン)を問われている時代であるにもかかわらず、私たち大人が当然と思いこんでいる「常識感」や長年にわたり確立されている「社会価値観」、そして、それら価値観の無意識的基盤たる「人間の利己的価値観」をあらためて再考してみる時期、大袈裟にいえば「歴史のステージ」にあるように感じています。

私は今、ミャンマーやバングラディシュ等とのASEANプロジェクトを進めるにあたり、にわか勉強ではありますが情報収集しています。

世界は多様性に満ちていることをあらためて感じています。
私は、これから国々では日本社会での「価値観」とは別の価値観や常識感がある事を学んでいます。

多くの企業は『SDGs』に積極的な取組を始めています。
素晴らしい事だと思います。

でも、本当の意味での「ダイバーシティ&インクルージョン」が腹落ちするには、時間と努力、そして我慢力と胆力が必要です。

価値観や常識感のダイバーシティ&インクルージョンは難題ではありますが、取り組んてゆくべき未来社会が直ぐに到来します。

意識変革!が問われる社会です。