Medical Tech 、Agri Tech、Work Tech 、HRTech 、総務Tech .....等 〇〇Tech という言葉が身近になりました。
そして生成AIがTech進化に拍車をかけています。
技術進歩は歓迎すべきですが、何を目的とした「技術(Tech)」なのかを意識せずに、ひたすらTech Innovation に邁進しても人類の為ならず⁉︎と思う事も。
私が、わくわく社会創造をプロモート&プロデュースしてゆく上、最も大切な要素と思うのは、人間にとっての「心身の健康」と「わくわく感受性」!
「心身の健康」がサステナブルでなければ「わくわく感受性」の感度が高められません。
社会では「ヘルスケア」と呼ばれるビジネスの領域があり、多くの事業者が切磋琢磨しながら価値提供に尽力されています。
私も数社応援している企業があるのですが、どのようマネタイズしてゆくかの難易度も高く「事業化」する事に苦労するケースも少なくありません。
そこで、提案です。
「ヘルスケア」から「ユーフォリックケア」のビジネスモデルへの転換です。
例えば『ニューロテクノロジー』などは、私たちが知らないだけで、想像を超えるテクノロジーです。
今や、最先端の脳科学、生体科学、心理学、テクノロジーを活用して心の健康や幸福を実現するための“トランステック”(Transformative technologyの略)という新たなテック領域があります。
その市場規模は3兆ドルにも及ぶとされています。
少し前ですが、瞑想とメンタルヘルスに特化したスタートアップ Calmが8800万米ドル資金調達したことが話題となりましたが、トランステック領域のスタートアップは合わせて16億ドルの資金調達を実行しているとのこと。
このような流れを受けて、日本においても感度の高いビジネスパーソンを中心にトランステックへの関心が高まりつつあります。
中でも、4年前になりますが『アカツキ』が出資したヒューマンポテンシャルラボ(HPL)山下代表のメッセージには惹かれるものがあります。
『社名「ヒューマンポテンシャルラボ」の由来は、1960年代のアメリカで起こったヒューマンポテンシャルムーブメント(人間性回復運動)にあります。資本主義システムに異議を唱えたカウンターカルチャーの熱狂は消え去ったかのように見えました。しかしそこにあった火種は生きており、最先端のテクノロジーを投下することで勢いを吹き返し、爆発的なムーブメントとして復活することを確信します。私たちは、これまでのテクノロジーの概念を超えたトランステックの先駆者として次世代社会を創造するイノベーターの内的成長を促し、古代からの夢であった「悟りの民主化」を通じてウェルビーイング社会を実現します。』
『アカツキ』と『HPL』を注目しています。
https://h-potential.org/
https://aktsk.jp/press/14129/
HLD Labが進める未来「場」創りとは、幸福社会「場」(ユーフォリックケア)の創造です。
謂わば、HPLが目指すヒューマンポテンシャルムーブメント(人間性回復運動)の社会実装であり、金銭資本レジームの時代から人間オリエンテッドレジームへの時代移行を進めてゆく活動ともいえます。
金銭資本価値を否定するものではありません。
テクノロジーが果たすべき「共通善」の在り方、つまり、便利過ぎて人間が不幸になってしまわないようなテクノロジー「幸福価値創造Tech」を実現し得る『人間資本価値』のプライオリティを高めてゆくものです。