〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20190712 遍路道を見守る真夏の大輪〔番外(花見)ウオーク/阿波市善入寺島のひまわり群〕花言葉は「あなただけを見つめる」

2019-07-12 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

これまた久々30年振り位に川島の潜水橋を渡り、17時過ぎに阿波市善入寺島を訪れた。

吉野川の流れに浮かぶように巨大な中洲を形成する善入寺島は、東西に6km南北に1.2kmで面積が500haあり、大正初期まで約3000人が暮らしていたという。

吉野川の改修工事に際して、遊水地化が決まり、住民は中洲を去り、現在は無人島となっているが農耕地として活用されているようです。

島に渡って直ぐ、道の両側に真夏の大輪「ひまわり群」が現れた。

この辺りの道は、四国霊場第十番札所の切幡寺から第十一番札所の藤井寺へと向かう遍路道となっている。

[遍路道沿いに広がる、真夏の大輪「ひまわり群」]

 

[ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」]

 

[▲高越山をバックに咲き誇るひまわりの大輪]

 

平成19年頃から景観形成と島の保全を目的にひまわりの育成が始まったらしい。

最近は結婚式の前撮りのロケ地としても利用されているようです。

18時頃になり西日をもろに受けだすと、再び汗だくになる。

[こういう方もいらっしゃいました]

 

[太陽の精が詰まった根源を求めて集まって来ました]

 

時々、見学のクルマが停まる程度だった。

[まさに真夏の大輪「ひまわり」]

 

夕焼けまでには時間がかかるので、帰ることにした。

[久々に渡った川島潜水橋]

 

帰りに鴨島町の「鴨の湯」に入ってゆっくりした。

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20190712 湧水の里〔「江川公園」から、何処か昭和が匂う街角「鴨島町駅前通り」〕界隈を探訪する

2019-07-12 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

15時半頃に吉野川市鴨島町の湧水の里として有名な江川公園の駐車場に到着した。

[湧水を前面に出した鴨島町の江川公園]

 

[水際のベンチは、中高年の憩いの場となっているようです]

 

[この公園は、湧水の里として綺麗に整備されています]

 

[池の底からも湧水が湧き上がっているようでした]

 

[シルバー人材センターの方々によって整備されています]

 

[ここは「江川のホタル」としても有名のようです]

 

公園内を抜けて、JR鴨島駅前方面に歩いた。

[徳島駅と池田駅を単線で繋ぐ、JR徳島本線]

 

[老舗の甘味処「きくや」の前を通って鴨島駅前に向かう]

 

程なく、鴨島駅前のロータリーに到着した。

[駅前通りが集まる鴨島駅前ロータリー]

 

[ロータリーの中心にJR鴨島駅]

 

[奥には銀座商店街通りがある]

 

まず、鴨島駅前から中央商店街通りを南へ歩いた。

[最初の角地にある、粉もん屋「右京」さん]

 

[その近くには、居酒屋などの飲食店が並んでいた]

 

[鴨島駅前から見た中央商店街通り]

 

その昔には、阿波おどりの桟敷席まで組まれて賑わっていた通りであるが…。

[昼間は閑散としている商店街通り]

 

[昼間の賑わいは、カラオケ店ぐらいなのか?]

 

[甘味処や食堂もあるが、時間的にガランとしていた]

 

[鴨島駅前の通りには、寿司屋と甘味処が多い]

 

[大規模に開発中のようです]

 

[お菓子屋も多い]

 

[東側の通りが銀座商店街通り]

 

[銀座商店街通りは、閉店中の店舗が目についた]

 

銀座商店街通りから東側に伸びる「文楽通り」が、いわゆる鴨島町の飲み屋街である。

文楽通りには、数多くのバーやスナックが軒を連ねている。

[昼間は通学路にもなり、ガランとした文楽通り]

 

その昔には、よく行ったスナックの看板も未だに健在のようである。

行ったのは平成の時代になっていたが、佇まいは未だ昭和の風情を感じるのである。

常に新旧の入れ替わりを感じられる、時代を反映した通りなのである。

[再度、徳島本線を渡って、江川公園方面に帰る]

 

鴨島駅の北側一帯は、観光ホテルやマンション、一戸建て等の居住地が多くを占めていた。

[見事なサクラの巨木があった]

 

[住宅地の奥に広がる湧水の里「江川公園」に戻ってきた]

 

[江川公園では、カッパも水遊びする]

 

[河岸では、かわいいカッパ達が虫取で遊んでいた]

 

こうして汗だくになってクルマに帰り、真昼のウォーキングを終えた。

 

その後は帰宅ラッシュに会わぬよう、今日最後に阿波市善入寺島のひまわり群の見学に出発した。

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20190712 地域生活の足、渡船を体験〔鳴門市瀬戸町界隈〕今も素朴な内海の漁師町を歩く

2019-07-12 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

大島田地区の古代ハス見学を終え、小鳴門新橋西詰の駐車帯に到着した。

ここを出発して、地域生活の足である渡船を使って小島田地区~堂浦地区の漁師町を巡るウォーキングコースが「歩く徳島 第二歩」に選定されている。

9時半過ぎに出発した。

[小鳴門海峡にかかる小鳴門新橋を渡る]

 

[小鳴門新橋から外海側を眺める]

 

小鳴門新橋から内海側を眺めると、小鳴門橋が遠望出来る。

[小鳴門新橋から内海側を眺める]

 

[空にはトンビが獲物を狙っている]

 

橋から下を覗くと、かなりの高度感である。

しかも海風が吹き抜け、帽子が飛ばされそうになる。

[小さいながらも、潮流による渦が確認される小鳴門海峡]

 

この橋を歩いて渡るのは二度目である。

前回(3/20)は、徳島自然歩道起点側コースのウォーク最終地点のはずであったが、真っ暗な中、鳴門市内の妙見山公園まで歩くという不測のロングウォークで渡った。

前回のロングウォーク記事はコチラ。

[前回に見覚えのある「四国のみち」案内板を通過する]

 

今回は、四国のみち方面には曲がらず直進した後、今朝方に通った大賀ハス方面に曲がった。

[再度、大賀ハス方面に曲がった、直進すれば鳴門公園方面]

 

その後は大賀ハス方面とは逆に、渡船乗場のある小島田地区に入って行った。

狭い生活道路を進み、渡船乗場に向かった。

[さすがに海が近いせいか、カニが道路に現れた]

 

まもなく、島田渡船小島田待合所に到着した。

時刻表を見るまでもなくベルが鳴って、中からオジサンが出てきた。

[島田渡船の第二小鳴門丸、定員13名で渡船料金は無料です]

 

[早速乗り込んで出発進行した、乗客は自分1人のみ]

 

[小島田地区から内海を挟んで、対岸の堂浦地区方面を眺める]

 

[渡船から小島田地区を眺める、左側奥に小鳴門新橋がある]

 

[内海沿いでは、堤防沿いに釣人発見]

 

[渡船上から、歩いて渡った赤い小鳴門新橋を見上げる]

 

[渡船2分程で、自転車乗客1名待つ対岸の堂浦地区乗場に到着するが…?]

 

自転車の乗客1名が乗り込むやいなや、きちっと着岸せずアッという間に出航してしまったのである。

[渡船から堂浦地区~小島田地区の眺め、中央奥に小鳴門新橋がある]

 

下船後、島田待合所に貼ってあった渡船時刻表を見て、何となく納得したが…。

[乗船は、10:10島田発→10:14堂浦着で10:15堂浦発→10:20島田着らしい]

 

時刻表では堂浦地区滞留が1分あるが、実際には乗船下船が終わればすぐさま出航した(渡船の黄色い鉄板による滞留は2秒程)のだった。

結局、降りる間もなくそのまま小島田渡船場にUターンしてしまったのである。

予定では、渡船で渡った堂浦地区を歩いて小鳴門新橋西詰に戻るつもりだったが、次便まで1時間もあるので、再度戻ってきた小島田地区をUターンしてクルマに戻ることにした。

この辺りでは、前回に続き今回も不測のウォークとなってしまったようです(>_<)(*_*)(>_<)。

[民家には、ムクゲの花がたくさん咲いていた]

 

昼が近づいて来ると、さすがに日射しが強く暑い。

[あれは高速道路?]

 

[小鳴門新橋を何度も滑走するバイクの兄ちゃん]

 

[再度、小鳴門新橋から内海越しに小鳴門橋方面を眺める]

 

[クルマを停めた小鳴門新橋西詰に戻る、右上には成田神社]

 

クルマに戻ってから、立ち寄る予定だった堂浦地区の小鳴門公園に走った。

[珍しいレンガ調の石門を潜って高台へ歩いた]

 

[小鳴門公園のレトロな洋風門の謂れ]

 

[風の強い海岸沿いでよく見かける、曲がりくねった樹林帯]

 

[高台から眺める内海の奥に小鳴門橋を眺める]

 

[先ほどまで居た、小島田地区の島田渡船乗場も見えた]

 

[小鳴門公園の高台から眺める小鳴門新橋]

 

その後、小鳴門公園横にクルマを停め、堂浦地区の漁師町界隈を歩いた。

この辺りは、前回真っ暗な中で歩いた道であった。

[所々に船溜まりがある]

 

[ワカメ干しされた、素朴な漁港らしい風景]

 

ガイド本で紹介されていた、堂浦地区にある久寿美食堂で昼食にした。

[この辺りでは数少ない食堂のようです]

 

[味は素朴な漁師町の食事でしたよ]

 

ちくわウドン(¥250)とコロッケとサンド豆(¥50×2)の天ぷらで、何と計¥350のビックリ廉価格でした。

なお、この辺りのウドンは細麺でした。

 

食後は、ここでUターンして小鳴門公園まで帰ることにした。

[昼休みの堂浦漁港風景]

 

[こうして、クルマを停めた小鳴門公園に帰ってきた]

 

しばらくクルマで休憩してから、次のウォーキング地に鴨島町の駅前通り界隈を選び、14時半過ぎに出発した。

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20190712 早朝に咲き出し昼前には閉じていく、神秘の大花〔番外(花見)ウオーク/鳴門市島田島の古代ハス〕花言葉は「清らかな心」

2019-07-12 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

そろそろ夏場を迎え、ハスの大花が咲き出すころである。

図書館で借りた「歩く徳島 第二歩 全52+3コース」のウォーク本にも掲載されていた「鳴門市島田島の古代ハス」の見学を予定した。

ちょうど、来週7/15(月)に古代ハスの見学会が予定されているようだ。

そろそろ見頃が予想され、貴重な梅雨の晴れ間になりそうな今朝(7/12)に出発した。

途中、レンコンが特産の板野町~鳴門市にかけての道沿いでは、畑にハスの花が見られた。

 

雨上がりの早朝ということで、まだ少しガスが残った中、鳴門市瀬戸町大島田の蓮池が見え出した。

[道路沿いには古代蓮の幟が立つ、大賀蓮の蓮池に到着した]

 

蓮で埋まった池には、多くのピンク色をした古代ハス(大賀蓮)の大輪が目についた。

[この蓮池では鮮やかなピンク色の古代ハスが目立っていた]

 

ガイド本によると、6月中旬~8月上旬、鳴門市瀬戸町の島田島では大賀ハスが咲き誇るらしい。

このハスは1951年、植物学者の大賀一郎氏らの尽力により千葉市の落合遺跡で2000年以上前の種が発掘され、1952年に開花させることに成功した古代ハスである。

その後2014年に、この古代ハスを鳴門市島田島の観光資源にしようと、地元住民やボランティアにより休耕田を使った育成が始まったという、まだ歴史の浅い取組らしい。

[雨しずくが瑞々しい古代ハスの大輪]

 

[ハスの花言葉は「清らかな心」という]

 

この古代ハスが開花するのは、朝6時頃から10時半頃までの午前中で、11時頃からは次第に閉じていくという特徴がある。

蓮という植物の根っこの部分を蓮根(レンコン)と言われ、元々は同じ植物らしい。

因みに蓮と睡蓮は違っていて、葉は共に円形であるが睡蓮の葉には切れ込みがある。

[蜂の巣にも似た花托、中に蓮の実が入っており食用になるらしい]

 

[何とも葉の緑に映えるピンク色のハスが目につく]

 

まさに現代より2000年以上の時を越え、大きな花を咲かせる古代ハスの姿は、太古のロマン溢れる神秘の大花を感じさせる。

[神秘の大花を思わす古代ハス]

 

[時には水瓶にもなるハスの大きな葉]

 

[緑の葉に映えるピンク色の古代ハス]

 

[梅雨の雨しずくを受け、瑞々しい古代ハス]

 

[まるで鶴の雫を思わせた、古代ハスの大輪]

 

[開花して4日後位からは花びらを落としてしまうという儚さ]

 

[多くの水滴を乗せるハスの葉]

 

 

次いで、すぐ奥には「紅島田」の看板の立つ、広い蓮池が道沿いに現れた。

[特に白いハスが多く目についた紅島田の蓮池]

 

[この蓮池は、色とりどり鮮やかに咲き誇っていた]

 

[熱心なカメラマンが撮影中]

 

ハスの花言葉は「清らかな心」といわれ、「俗世の欲にまみれず清らかに生きる」ことの象徴ととらえられ、このイメージは仏教にも継承されたようです。

[蓮は泥より出でて、泥に染まらず]

 

[こちらは白いハスが目立っていた]

 

[大きく八重に広がる白いハス]

 

[爽やかに舞う白いハスの大輪]

 

[蝶が舞う如くに咲き立つ大輪]

 

[朝陽を受けて、いっそう華やかに立ち振る舞う]

 

[透き通る紅白の大輪]

 

[ピンクを冠する白いハスの大輪]

 

[白いハスの方が早く咲くのだろうか?]

 

[清らかに舞う白いハス、お気に入りの一コマ]

 

[ボランティア募集中のようです]

 

 

さらに先へ進むと、島田島の大賀ハス誕生の地らしい案内看板が立つ蓮池に到着した。

[島田島の大賀ハス誕生秘話など古代ハスに関する記述があった]

 

[まだ咲いているハスの花が少なかった]

 

[畑の畦道に入るには注意しましょう]

 

[蓮池の中央部には板張りの遊歩道が造られて見渡せる]

 

[こちらはピンク色の古代ハスが目についた]

 

ピンク色の濃さではこの蓮池が一番目立っていた。

ただし、まだ咲いているハスの花が一番少なかったようだ。

[濃いピンク色が際立った古代ハス]

 

こうして早朝7時頃から9時頃まで、それぞれに特徴を持った3ヵ所の蓮池で古代ハスを撮影した。

 

その後、昼間は少し暑いが、この近くで「歩く徳島 第二歩 」のウォーキングコースに選定されている漁師町界隈があるので向かった。

 

なお今日の夕方には、阿波市善入寺島のひまわり群の見学撮影も予定している。

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