〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20190718 真夏への狭間〔梅雨入り後の里山 4〕初めて見たキノコの女王「キヌガサタケ」

2019-07-18 | 〔里山〕歳時記@見聞ログ

そろそろ梅雨も末期が近づき、里山では夏花との狭間に咲く花々が見られる。

 

笹原から飛び出た、ショッキングピンク色の花が目についた。

[名前は不詳であるが、ユリ系ではなくスイセン系の球根花らしい]

 

[ヘアピンカーブの紫陽花も来年に備えて綺麗に刈り上げられた]

 

[この辺りの定番ムクゲが咲き出した]

 

ウォーキングの知り合いに教えられ、キノコの女王「キヌガサタケ」の姿を初めて見た。

明日には、綺麗なレースの跡形が無くなっているほどの短命らしい。

それではと再度、カメラを取りに戻ってきた。

[道沿いに現れた、キノコの女王「キヌガサタケ」の姿]

 

[周辺には、微妙な臭いがするが?]

 

見た目とは裏腹に、その釣鐘型のカサは悪臭を放ち、臭いで呼び寄せた虫達に胞子を運ばせるようです。

[白い芯の先のカサから白い網目のレースを纏っている「女王」]

 

カサの内側から伸びているレース状の白い部分は地面まで達しており、キヌガサタケが「キノコの女王」と呼ばれる所以にもなっているようです。

なお、この白いレースは数時間で編み上がり、また数時間のうちに虫達に破られてしまう運命にあるようです。

中国では、このキヌガサダタケは高級食材として扱われ、乾燥品は日本でも販売されているらしい。

[裏から見ると、既に多くの虫達が女王のレースを破いていた]

 

 

今年は梅雨入りが遅かった割には、長続きはせず気温も低めに推移したようです。

そして来週に入れば、いよいよ梅雨が明け暑くなりそうな気配である。

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