午後からは、かつてフェリーが行き交い四国の玄関口として栄えた港町、小松島港周辺の街角ウォークを予定している。
以前は関西方面と結ぶフェリーの拠点として賑わった小松島港であるが、今では海上保安部の巡視船が見られるくらいで静かである。
小松島港口に位置して整備された「しおかぜ公園」にクルマを停めて出発した。
[港には、海上保安部の巡視船が浮かぶ]
[かつて賑わった小松島港通り(上)、物産交流施設(下)]
ミリカホール前には、情熱の歌人として知られる与謝野晶子と鉄幹の四国初上陸の記念碑があった。
[情熱の歌人、与謝野晶子・鉄幹の記念碑]
そして、阿波のタヌキ合戦で有名になった「金長タヌキ」が小松島の街中の至るところで闊歩しています。
なお、金長タヌキと小松島との関わりの由来については、「阿波狸合戦」からどうぞ。
[小松島と縁の深い金長タヌキの置物も整列]
[金長タヌキに肖る郵便局や整骨院もあった]
[日の峰温泉もコロナウイルスの余波で休館中]
[徳島赤十字病院]
[神田瀬川に架かる斬新なデザインの神代橋を渡る]
この辺りは、海上交通の拠点として栄え、阿波と江戸の物産・情報交流の場だったそうである。
[名水で有名な地蔵寺]
[境内に咲くツバキ]
境内には、阿波藩主の蜂須賀公がぜひ飲みたいとご所望されたとの言い伝えが残る「宝寿水」が湧き出ていた。
[境内に湧き出す名水「宝寿水」]
[由緒ある建物群も残っている]
[ピンクの早咲きザクラ]
[「君が代」に詠まれる「さざれ石」の語源]
[凝ったレンガ造りの千歳橋]
[千歳橋から風情ある港町風景を眺める]
かつてフェリーが行き交い四国の玄関口として栄えていた頃は、土産店や映画館等が軒を連ね賑わっていたが、今では新旧の店舗や居酒屋等が静かに並んでいた。
[味ある老舗商店や新興店が立ち並ぶ二条通り]
[韓国済州島で幸せ呼ぶシンボルの石爺「トルハルバン」]
[ウォーキングの起点である「しおかぜ公園」に戻った]
その後は、ここ「しおかぜ公園」を起点として、横須町〜金磯町を巡る「潮風の道」コースが設定されているので、引き続き出発した。