読むものの精神に異常をきたすとまで伝えられる有名なドグマグ。その上を読み終えた。噂どおりの内容だが、これがこれからどのような話になっていくのか。予備知識なしでこのまま読み続けようと思います。
マルクス・アウレリウスの承前に始まり、その子コモドゥスの暗殺で終わる。賢帝はやむを得ず戦争にその人生を費やされ、その子は武術に励む。塩野さんはそのようになっていった理由を説明し、そうせざるを得なくなった状況を2人それぞれの立場で公平に語るのです。
一旦の結末の第7巻は、ついにシェイクスピア。ここに来て洋書。しかも17世紀のもの。歴史の深さは壮大になっていくが、本の中身やシェイクスピア本人にはあまり深く語られなかったのが少し残念。まあ、でも堂々の完結で面白かったですね。