おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
社会に出て働くようになると、他人とどう付き合っていくかというのが大きな問題になってきますよね。職場には自分と合わない人間もいるでしょうが、そういった人たちともうまくやっていかなければなりません。嫌味な上司がいるかもしれません、同僚からのいやがらせがあるかもしれません。ああ、働くってやっぱりストレスのたまることなんでしょうかね。
幸い私は、いったん就職するも1ヵ月も経たないうちに逃げるようにして辞めて、その後学習塾を立ち上げ、上司や同僚というのがいない環境で働いていますので、そういった悩みはありません。ですが、学生時代は、特に中学校は毎日ストレスをためるために学校に行っているようなものでした。
以前からブログを読んでくださっている方にとっては、もう読み飽きた話かもしれませんが、初めての方のために簡単に書かせてくださいね。私の通っていた中学校は「ヤンキーが支配する学校」だったのです。先生たちも、そういう学校でストレスがたまっていたのでしょうか、ときどき私のような普通の生徒に不満をぶつけるかのように殴ることさえありました。「この学校の先生は絶対に守ってくれない」と思い込んでいましたので、なんとか目立たないように、いじめられないように、私なりに必死で3年間苦しみながら通い続けました。
あの3年間にだけは絶対に戻りたくない、私にとっては思い出すのも嫌な場所です。「あの頃の経験が今役立ってる」そんなこと全く思わないですね。先生や学校が嫌いになった・中学校でたまりにたまったストレスが高校で爆発してしまった、ただそれだけです。
その頃からもう30年以上たった現在でも、「おかしな学校」は存在しているんですよね。授業中に立ち歩いて友だちとペラペラ話をしていても注意もしない小学校、一番前の席で堂々と授業中に居眠りしていても「自分が損するだけですからね~」と放置している小学校、授業中にスナック菓子をバリバリ食べるのが当たり前になっている中学校、先生に対して「お前!」と呼ぶのが日常化している中学校。こんな程度のことなら、まだまだいくらでもあります。
みなさんは、子どもに戻ってこんな学校に通いたいですか? 自分の子どもをこんな学校に通わせたいですか? 私立受験する子どもがどんどん増えてきているのは当然でしょう(だからといって私立受験させることにも、これまでのブログで書いているようにかなりのリスクが伴うと私は思っています)。
職場が最悪だったとしても、もう大人ですし、いろんなことに対応できます。どうしても嫌だったら、転職すればいいんです。というより、今ではパワハラ・セクハラなどハラスメントが大きな社会問題として取り上げられ、その対策をしている会社もどんどん増えてきています。まだまだ改善すべき点は多いとしても、社会全体として働きやすい場所に向かっていると言えるのではないでしょうか。
一方学校はどうでしょうか?子どもたちが学びやすい環境へと進んでいっていると言えるでしょうか?私は進んでいるどころか後退していると思っています。「いじめ」は減らず、悲しいニュースが毎月のようにメディアで流されています。少子化にもかかわらず、不登校の子どもは増え、学力の低下もとまりません。そして、上で書いたような「おかしな学校」の存在もなんら珍しくもありません。
こんなところで一体何を学べばいいのでしょうか?
学校で好き放題している子は楽しいでしょう。結局嫌な思いをするのは、そういう子の周りにいる普通の子たちなんですよね。授業中にギャーギャー騒いでいる子がいて、ふと横を見るとスナック菓子を食べてる子がいる、それでも先生は注意をせず放置している、そんなところで学ぼうという気持ちになるでしょうか?学校が楽しいと思えるでしょうか?
学校に行く意味がわからなくなり、ストレスだけがたまり、その結果不登校という選択をするというのは、不思議なことではないように思います。にもかかわらず、学校に来ないことを責める先生もいます。「いやいや、ちょっと待ってくださいよ。その発言は学校の環境を整えてからにしてください」
今の教育現場を変えたいと思っている先生もたくさんいます。ですが先生たちの力だけでどうにかできるほど簡単な問題ではありません。
私は学校側にもっと強制力を持たせるべきだと思っています。先生が注意できない環境なんて異常です。体罰のような暴力で解決するのではなく、普通に学校で学びたいと思っている子を守るために、たとえば小学校や中学校から停学や退学というところまで踏み込んで考えないといけない時期になっているのではと感じています。もちろん危険なことではありますし、やりすぎだという反論もあるでしょうが、これくらいのことをしないと子どもを守れる場所にはならないですし、先生を守ることもできません。子どもたちが安全に学べる場所であるためにも、警察や警備員を常駐さえることや、監視カメラの設置など、学校を閉鎖的な場所にするのではなく、フルモデルチェンジをしなければならないと思います。教科書は頻繁に変更し、学習内容の改革だけ叫んだところで、学校の根本的なシステムを変えない限りは、本当の意味での教育なんてできないのではないでしょうか。
ONE-SのHP
社会に出て働くようになると、他人とどう付き合っていくかというのが大きな問題になってきますよね。職場には自分と合わない人間もいるでしょうが、そういった人たちともうまくやっていかなければなりません。嫌味な上司がいるかもしれません、同僚からのいやがらせがあるかもしれません。ああ、働くってやっぱりストレスのたまることなんでしょうかね。
幸い私は、いったん就職するも1ヵ月も経たないうちに逃げるようにして辞めて、その後学習塾を立ち上げ、上司や同僚というのがいない環境で働いていますので、そういった悩みはありません。ですが、学生時代は、特に中学校は毎日ストレスをためるために学校に行っているようなものでした。
以前からブログを読んでくださっている方にとっては、もう読み飽きた話かもしれませんが、初めての方のために簡単に書かせてくださいね。私の通っていた中学校は「ヤンキーが支配する学校」だったのです。先生たちも、そういう学校でストレスがたまっていたのでしょうか、ときどき私のような普通の生徒に不満をぶつけるかのように殴ることさえありました。「この学校の先生は絶対に守ってくれない」と思い込んでいましたので、なんとか目立たないように、いじめられないように、私なりに必死で3年間苦しみながら通い続けました。
あの3年間にだけは絶対に戻りたくない、私にとっては思い出すのも嫌な場所です。「あの頃の経験が今役立ってる」そんなこと全く思わないですね。先生や学校が嫌いになった・中学校でたまりにたまったストレスが高校で爆発してしまった、ただそれだけです。
その頃からもう30年以上たった現在でも、「おかしな学校」は存在しているんですよね。授業中に立ち歩いて友だちとペラペラ話をしていても注意もしない小学校、一番前の席で堂々と授業中に居眠りしていても「自分が損するだけですからね~」と放置している小学校、授業中にスナック菓子をバリバリ食べるのが当たり前になっている中学校、先生に対して「お前!」と呼ぶのが日常化している中学校。こんな程度のことなら、まだまだいくらでもあります。
みなさんは、子どもに戻ってこんな学校に通いたいですか? 自分の子どもをこんな学校に通わせたいですか? 私立受験する子どもがどんどん増えてきているのは当然でしょう(だからといって私立受験させることにも、これまでのブログで書いているようにかなりのリスクが伴うと私は思っています)。
職場が最悪だったとしても、もう大人ですし、いろんなことに対応できます。どうしても嫌だったら、転職すればいいんです。というより、今ではパワハラ・セクハラなどハラスメントが大きな社会問題として取り上げられ、その対策をしている会社もどんどん増えてきています。まだまだ改善すべき点は多いとしても、社会全体として働きやすい場所に向かっていると言えるのではないでしょうか。
一方学校はどうでしょうか?子どもたちが学びやすい環境へと進んでいっていると言えるでしょうか?私は進んでいるどころか後退していると思っています。「いじめ」は減らず、悲しいニュースが毎月のようにメディアで流されています。少子化にもかかわらず、不登校の子どもは増え、学力の低下もとまりません。そして、上で書いたような「おかしな学校」の存在もなんら珍しくもありません。
こんなところで一体何を学べばいいのでしょうか?
学校で好き放題している子は楽しいでしょう。結局嫌な思いをするのは、そういう子の周りにいる普通の子たちなんですよね。授業中にギャーギャー騒いでいる子がいて、ふと横を見るとスナック菓子を食べてる子がいる、それでも先生は注意をせず放置している、そんなところで学ぼうという気持ちになるでしょうか?学校が楽しいと思えるでしょうか?
学校に行く意味がわからなくなり、ストレスだけがたまり、その結果不登校という選択をするというのは、不思議なことではないように思います。にもかかわらず、学校に来ないことを責める先生もいます。「いやいや、ちょっと待ってくださいよ。その発言は学校の環境を整えてからにしてください」
今の教育現場を変えたいと思っている先生もたくさんいます。ですが先生たちの力だけでどうにかできるほど簡単な問題ではありません。
私は学校側にもっと強制力を持たせるべきだと思っています。先生が注意できない環境なんて異常です。体罰のような暴力で解決するのではなく、普通に学校で学びたいと思っている子を守るために、たとえば小学校や中学校から停学や退学というところまで踏み込んで考えないといけない時期になっているのではと感じています。もちろん危険なことではありますし、やりすぎだという反論もあるでしょうが、これくらいのことをしないと子どもを守れる場所にはならないですし、先生を守ることもできません。子どもたちが安全に学べる場所であるためにも、警察や警備員を常駐さえることや、監視カメラの設置など、学校を閉鎖的な場所にするのではなく、フルモデルチェンジをしなければならないと思います。教科書は頻繁に変更し、学習内容の改革だけ叫んだところで、学校の根本的なシステムを変えない限りは、本当の意味での教育なんてできないのではないでしょうか。
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