無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

2014.10.2開催 福島県知事選公開討論会 動画

2014年10月04日 07時46分48秒 | 福島原発事故 放射能汚染
お早うございます。本日二度目のブログ更新となります。ぜひ、前のブログもご覧ください。

さて、先日2日に福島市で行われた福島県知事選公開討論会の動画を教えていただきましたので、紹介させていたきます。

2014年10月2日開催 福島県知事選公開討論会

これから、全部拝見しますが、冒頭の主催者挨拶でも、縁故ではなく、政策を見て選ぶようにとありました。その通りだと思います。

「熊坂義裕氏のお話を聞く会」動画の文字おこし

2014年10月04日 06時07分23秒 | 福島原発事故 放射能汚染
お早うございます。

昨日は、135人の方々にアクセスいただきました。有難うございます。また、昨日のブログで、公開討論会のことを書きましたところ、ツイッターから教えていただきました。有難うございました。

ツイッターですが、ブログと連動されております。私自身の携帯は、メール機能を付加していないため、PCで見させていただきますが、今現在も、あまり使い方を理解しておりません。今までも、これからも、失礼がある可能性があります。本当に申し訳ありません。

さて、私が代表を務める政治団体1ミリの会の方で、先日の熊坂義裕氏のミニ集会・動画部分の文字おこしを致しました。それを紹介させていただきます。

2014.9.29,白河市で「熊坂義裕氏のお話を聞く会」開催 第二部



参加者:情報を出すということについて、首長の決断ということは、とても大事なことだと思いますが、今本当にできるのか?情報を出すことができるのか?私たちは不安を感じ、嘘をつかれているような気持でいつもいます。

熊坂氏:ミニ集会を毎日やらせていただいてますが、先日、会津でまったく同じ質問が出て、「やるって本当に決断できるんですか?」という質問があり、その質問を聞いて驚いたんですけど、決断できるから今こうやって立ってるわけですよね。決断はできるんですよ。その権限を持ってるのだから。やるって決めたら、そうなるんだから。情報公開だってするって言ったら、情報自体は県民のものじゃないですか?出すって言ったら出せるわけ。県にある情報は、全部県民のものですよ甲状腺の時に、甲状腺がんが出た時に、委員を皆集めて、3日前だかに、そして、この甲状腺がんは、放射能と関係ないことにしましょうねと、言ったでしょう?そして、それがバレて、とんでもないことになった。そういう体質が問題だと思うんですよ。なんでそんなことで集まる必要があるんですか。その通り出せばいいですよね?それを委員の皆さんが判断するんでしょう?委員の人を集めて、そうでなかったことにしようねと口裏を合わせるというのはあり得ないですよ。その体質が問題なんです

参加者:私たちは、いつもそうやって騙されてるように来てるので、本当にできるのかと思うのです。

熊坂氏:だって、マニフェスト大賞にノミネートされたくらいマニフェストのプロです。だから、それはやるって約束したから言ってるわけで、やれなかったら、市民に謝る。やれない理由を言わなきゃなりませんよ。

(省略)

マニフェストは、予算と期限を明らかにしなければならないんです。すぐにはできませんよ。クリーンエネルギーといっても四分の一世紀かかります。今やるって言わないとできません。方向転換できません。大体どの位できるってかわかるんです。できるのか?やらせてもらいたいから立ってるので、できるのかい?と言われると、できなかった人が、もしかすると、福島県の首長に多いとすれば、それは問題なんじゃないですか?だって、できるから約束して、やるために約束してるのだからね。


司会進行:今言われたように、決断されない首長が多いのも事実で、嘘をつかれるのも多いというのも事実で、それでお話が出たのかなぁと思います(その質問が)。


熊坂氏:今回の選挙で最も驚いたことは、被災原発立地自治体の首長さんたちが出てくれって言ったことは(県知事に)、最も驚きました。非常に恥ずかしいことですね。有り得ないです。地方自治が始まって以来、初めてでしょう。なぜなら、知事と市長村長は対等です。江戸時代ではあるまいし。対等にもかかわらず、出てくれって、聞いたことないです。初めてらしいですね。そういうことが起きたのは。だから、そのことは、我々は地方自治を首長としてやってきたわけですが、候補者としてではなくて驚きました。本当に本当にびっくりして、これは、地方自治を専門としてる学者も一様に驚いたそうです。有り得ないことだと。皆さん、冷静に考えればわかりますよね。


参加者:子ども被災者支援法について知らない方が多いので、一言説明をお願いします。

熊坂氏:子ども被災者支援法は、2011.3.11の福島原発事故を受けて、翌年の2012年6月に全会一致で国会で決まった、すごく良い法律で、チェルノブイリ法を模範にして作ったんですが、放射線を避けて暮らす権利を認めているんです。画期的なことなんです。ところが、それが、理念では言ってるんですが、具体的なものが殆どないんです。高速道路を安くするとか、そんなことだけなんです。だから避けて暮らすのであれば、自分のところは、その線量が決まってないんです。では、何ミリ以上だったら避けて暮らすのか。避けて暮らすしか書いてないから、線量が書いてないので。線量は難しいですよ。放射能が心配なんで、東京にお母さんと今暮らしてる、ご主人は白河で暮らしてるとかね。で、この放射線を避けて暮らすのは法律に則ってるとして、それに対して、どういう補償をするか決まってないんです。今、骨抜きになっていて、本当は、あの段階からどんどん高まって、具体的に決まると思ったら逆の方向になってる。それが、すごく問題で、だから法律はありますからね。放射線を避けて暮らす権利を認めますということを私は高らかに宣言します。そうすると、県が避けて暮らす権利を認めるということは、離れて暮らす、避けて暮らす、戻ってここで暮らしたい、それ一人一人のことを全部認めるということ、尊重するということです。その上で、どういうことが、補償も含めてできるか考えていく。これが一番重要なポイントだと思います