本茶峠散歩 七よりつづく。
本茶峠の龍郷町側を下っている。
10月半ば(7枚目までの写真は'06年10月15日撮影)の路傍には秋の花が咲く。
緑の勢いはまだ旺盛だが、路面には落ち葉が積み重なる。
山肌の緑の中にも、水彩絵の具を落としたような暗紅色がコントラストを見せる。
リュウキュウマツの大木にシラタマカズラが絡み付く。
白い珠状のものは実。秋から冬にこの白い実が実る。
イイギリの実が赤く色付いている。
この赤い実は、真冬頃まで見ることができる。
山肌を流れ落ちる小さな滝とすこし大きめの滝。
夏場は、この流れを見て涼を取るのが、この峠道での楽しみのひとつ。
今は朽ちた旧道は、この滝の近くを通っていたことだろう。
奄美にて幾つもの傑作を残した田中一村も、この滝で涼を取ったのかもしれない。
この40mほど続くヒカンザクラの並木道、奄美の花見の最人気のポイントである。
しかし、花の季節を過ぎれば、もはや人影はない。
坂を下りきれば、大勝(おおがち)集落。
人気のある黒糖焼酎『長雲』は、この大勝集落で製造されている。
最後に余談だが、実際の長雲峠は、ここからすこし離れた所にあるのだが、長雲という固有名詞自体が島唄のひと節であることなど、龍郷町を象徴するキーワードである。
黒糖焼酎『長雲』という命名は、『龍郷を代表する酒』というプライドからのものであろう。
人気blogランキング
本茶峠の龍郷町側を下っている。
10月半ば(7枚目までの写真は'06年10月15日撮影)の路傍には秋の花が咲く。
緑の勢いはまだ旺盛だが、路面には落ち葉が積み重なる。
山肌の緑の中にも、水彩絵の具を落としたような暗紅色がコントラストを見せる。
リュウキュウマツの大木にシラタマカズラが絡み付く。
白い珠状のものは実。秋から冬にこの白い実が実る。
イイギリの実が赤く色付いている。
この赤い実は、真冬頃まで見ることができる。
山肌を流れ落ちる小さな滝とすこし大きめの滝。
夏場は、この流れを見て涼を取るのが、この峠道での楽しみのひとつ。
今は朽ちた旧道は、この滝の近くを通っていたことだろう。
奄美にて幾つもの傑作を残した田中一村も、この滝で涼を取ったのかもしれない。
この40mほど続くヒカンザクラの並木道、奄美の花見の最人気のポイントである。
しかし、花の季節を過ぎれば、もはや人影はない。
坂を下りきれば、大勝(おおがち)集落。
人気のある黒糖焼酎『長雲』は、この大勝集落で製造されている。
最後に余談だが、実際の長雲峠は、ここからすこし離れた所にあるのだが、長雲という固有名詞自体が島唄のひと節であることなど、龍郷町を象徴するキーワードである。
黒糖焼酎『長雲』という命名は、『龍郷を代表する酒』というプライドからのものであろう。
つづく
人気blogランキング
飲み比べとはスゴイですね。
私は島に来るまでは里の曙とれんとくらいしか
飲んだことがありませんでした。
それに、飲み比べてもおそらく3杯目くらいで
酔っ払ってしまいます。
こんど誰かに聞いときます。
狩猟をやる人は、リュウキュウイノシシの頭骨を飾る人もいるそうです。もちろん、家の中にですが。