2月の釣果から2ヶ月半が経ちました。
思わせぶりなことを記して、長々と放置して、さぞかしイヤなやつだと思われている方も居ることでしょう。
それはそれで結構なことです。
オジサン(連行) 3月20日午前9時25分 奄美市住用にて。
よくある間違い『このペーパーレス時代に紙の原料なんて』
正しい見方『あらゆる”資源”が、富を生み出し、富を運ぶ』
オキナヒメジ(釈放) 3月20日午後0時00分 奄美市住用にて。
さて、執拗に、海一つ隔てた世界最大の人口を抱える一党独裁の大国のことを考えてみます。
現代では、あらゆる経済指標がそれぞれのタイミングと切り口で発表されていますが、紙の生産と消費というのも立派な経済指標として発表されています。
日本製紙連合会の発表を見てみます。
ウツボ(去る者は追わず) 3月20日午後1時30分 奄美市住用にて。
紙・板紙(段ボールのこと)生産量をみると、アメリカと中国が僅差で首位に並び、日本を含む他国を圧倒的に引き離しています。
中国が日本を抜いて2位に躍進したのが2001年のことといいますから、10年弱の間に途方もない増産を果たしていることになります。
もしかするとこれも中国流統計術のマジックかもしれませんが、それを最大限に計算に入れても、世界の紙・板紙の生産量の15%以上を作り出していることは間違いありません。
イヌカサゴ?(釈放) 3月20日午後2時30分 奄美市住用にて。
そうまでして紙の増産に拘る理由は何か?
単純に考えれば、人口が多いんだから、印刷物ひとつとっても日本の10倍必要なんだろうってことになりますが、それでは小学生レベルの考え方。
オグロトラギス(釈放) 3月20日午後6時40分 奄美市住用にて。
まず、『漢文』という書き言葉の特性として、情報集積度が高い、という特徴があります。
現代の中国語は、日本人が中学や高校で学ぶ漢文からいくぶん変化して、情報集積度が減っているといいますが、それでも日本語よりずいぶん高い。
その日本語も、欧米の言語と比べれば文字単位での情報量が多いことは誰でも知っていることです。
オキフエダイ(連行) 3月23日午後1時45分 奄美市住用にて。
次に、現代の中国が国ぐるみでIT化を推し進めていることは知っている人も多いでしょう。
『金盾』なんていう有名なものもありますが、本来、中国という国が情報を規制しようと考えたら、パーソナルコンピュータ自体を禁止する方が簡単です。
そうした単純すぎる規制を嬉々として行ってきたのが共産主義という体制なのですから。
オキナヒメジ(解放) 3月23日午後5時15分 奄美市住用にて。
つまり『インターネットという名の反体制の道具』をある程度使える状態にしておいてまで、IT化を進めているのは、それだけ国内での紙の使用量を抑えたいという方針の現れなのです。
現代社会においてある程度以上の規模の組織を運営しようとすれば、組織の規模に応じた資料(ドキュメント)を作成・保存・管理する必然が生じます。
それが国家ともなれば作成・保存・管理する資料(ドキュメント)が膨大な量になるであろうことは、高校を卒業する程度の見識があれば判る道理でしょう。
ましてや世界最大の人口を持つ国家です。
書き言葉として情報集積度がいくら高くても追いつくものではありません。
いつの時点からか、中国は『IT化』によって解決を図ろうとしはじめたのです。
紙の原料である、木材資源が圧倒的に足りない、というのはちゃんと自覚してるし、紙を製品で輸入するのは、他の同程度の軽工業製品同様、中国政府にとってはイヤなことでしょうからね。
イヌカサゴ?(釈放) 3月23日午後5時35分 奄美市住用にて。
さて、その製紙産業を急成長させて、さぁその次は?
てぇところで、力尽きたオレです。
次回は短くできるといいなぁ。
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思わせぶりなことを記して、長々と放置して、さぞかしイヤなやつだと思われている方も居ることでしょう。
それはそれで結構なことです。
オジサン(連行) 3月20日午前9時25分 奄美市住用にて。
よくある間違い『このペーパーレス時代に紙の原料なんて』
正しい見方『あらゆる”資源”が、富を生み出し、富を運ぶ』
オキナヒメジ(釈放) 3月20日午後0時00分 奄美市住用にて。
さて、執拗に、海一つ隔てた世界最大の人口を抱える一党独裁の大国のことを考えてみます。
現代では、あらゆる経済指標がそれぞれのタイミングと切り口で発表されていますが、紙の生産と消費というのも立派な経済指標として発表されています。
日本製紙連合会の発表を見てみます。
ウツボ(去る者は追わず) 3月20日午後1時30分 奄美市住用にて。
紙・板紙(段ボールのこと)生産量をみると、アメリカと中国が僅差で首位に並び、日本を含む他国を圧倒的に引き離しています。
中国が日本を抜いて2位に躍進したのが2001年のことといいますから、10年弱の間に途方もない増産を果たしていることになります。
もしかするとこれも中国流統計術のマジックかもしれませんが、それを最大限に計算に入れても、世界の紙・板紙の生産量の15%以上を作り出していることは間違いありません。
イヌカサゴ?(釈放) 3月20日午後2時30分 奄美市住用にて。
そうまでして紙の増産に拘る理由は何か?
単純に考えれば、人口が多いんだから、印刷物ひとつとっても日本の10倍必要なんだろうってことになりますが、それでは小学生レベルの考え方。
オグロトラギス(釈放) 3月20日午後6時40分 奄美市住用にて。
まず、『漢文』という書き言葉の特性として、情報集積度が高い、という特徴があります。
現代の中国語は、日本人が中学や高校で学ぶ漢文からいくぶん変化して、情報集積度が減っているといいますが、それでも日本語よりずいぶん高い。
その日本語も、欧米の言語と比べれば文字単位での情報量が多いことは誰でも知っていることです。
オキフエダイ(連行) 3月23日午後1時45分 奄美市住用にて。
次に、現代の中国が国ぐるみでIT化を推し進めていることは知っている人も多いでしょう。
『金盾』なんていう有名なものもありますが、本来、中国という国が情報を規制しようと考えたら、パーソナルコンピュータ自体を禁止する方が簡単です。
そうした単純すぎる規制を嬉々として行ってきたのが共産主義という体制なのですから。
オキナヒメジ(解放) 3月23日午後5時15分 奄美市住用にて。
つまり『インターネットという名の反体制の道具』をある程度使える状態にしておいてまで、IT化を進めているのは、それだけ国内での紙の使用量を抑えたいという方針の現れなのです。
現代社会においてある程度以上の規模の組織を運営しようとすれば、組織の規模に応じた資料(ドキュメント)を作成・保存・管理する必然が生じます。
それが国家ともなれば作成・保存・管理する資料(ドキュメント)が膨大な量になるであろうことは、高校を卒業する程度の見識があれば判る道理でしょう。
ましてや世界最大の人口を持つ国家です。
書き言葉として情報集積度がいくら高くても追いつくものではありません。
いつの時点からか、中国は『IT化』によって解決を図ろうとしはじめたのです。
紙の原料である、木材資源が圧倒的に足りない、というのはちゃんと自覚してるし、紙を製品で輸入するのは、他の同程度の軽工業製品同様、中国政府にとってはイヤなことでしょうからね。
イヌカサゴ?(釈放) 3月23日午後5時35分 奄美市住用にて。
さて、その製紙産業を急成長させて、さぁその次は?
てぇところで、力尽きたオレです。
次回は短くできるといいなぁ。
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