南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

アームチェア・ツーリング 住用半島 拾弐

2006年01月03日 00時01分19秒 | 南方単車旅案内
住用半島 拾壱より続く。

再々で申し訳ないが、ここから読みはじめる方のために。
住用(すみよう)半島などという地理上の名称は、地球上のどこにもない。
大島郡住用村東部の半島状の地域に対して、南方単車亭の主が便宜上、勝手に付けた名称である。

木々の間に嘉徳(かとく)が見えてくる。
防波堤などの人工構造物を、海岸にも沖合いの海中にも持たない、自然のままの海と海岸を持つ奄美でも数少ない集落である。



集落に至る坂をゆっくり下っていくと、小さな滝から流れ落ちる水が路面を洗っている。
水を求めて色とりどりの蝶が集まっている。



蝶を轢かないように、注意をして通過する。

つづく

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