【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第155回
『重陽の節句』
最近は、天候の影響もあり、なかなか季節の境がわかりづらくなっ
通常、日本では、春夏秋冬それぞれの季節が楽しめます。
秋は、実
本日、9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」とも呼ばれ、
日本
象徴として、菊の花を飾ったり、菊の花びらを
長寿や無病息災を祈る日とされています。
もともと、東洋では奇数は縁起の良い「陽の日」とされ、
奇数の重
陽の日の最大値である「9」が重なる日を「
節句のひとつにしたと言われています。旧暦の9月9日は、現在の10月
菊の花が見ごろとされる時期にあたります。菊は邪気を払う力をもって
重陽の節句では、菊の花を楽しむ行事として、今でも受け継がれて
*参考:重陽の節句以外の、五節句は下記の通りになります。
日本
・人日(じんじつ)の節句、1月7日、睦月、七草の節句。
七草粥を食し、その年の無病息災を祈願します。
(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すず
・上巳(じょうみ)の節句、3月3日、弥生、桃の節句。
女の子の健やかな成長や、幸福を願う行事。ちらし寿司などを
食べて祝う日とされ、江戸時代以降は、「ひな祭り」として親しま
・端午(たんご)の節句、5月5日、皐月、菖蒲の節句。
男の子の健やかな成長や幸福を願う行事。鎧兜など人形を飾り、鯉
菖蒲の花をそえた柏餅をいただく。現在は、こどもの日として祝日
・七夕の節句、7月7日、文月、笹竹の節句。
もともとは、縫製や染織などの技術上達を願う行事とされていた。
一般的には、短冊に願い事を書いて笹竹に飾る夏の催しとして親しまれています。
さて、本題に戻りますが、3年前2021年9月9日にこのブログ
ちょうど、今まで学んできた東洋思想をより深めてい
日本の伝統文化、風習などをもっと探究し、実感していきたい、
な
本当にまだまだ知らない事や、改めて実感することなども沢山あり
日々学びと気づきの毎日です。
*参考:第1回「一陰一陽これを道という」(易経)2021年9
書き始めて実感することとしては、
理解というのも、ただなんとな
身体に染みついて
やっとスタートラインにたった
これからも、言葉を丁寧に味わいながら、
その本質を身体全身で感じられるように、毎日の生活を通じて、
実感していきたいと思い
参考図書
『病気を遠ざける暮らし方』本間真二郎著 講談社