【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第29回
「幸せへの道」(天命庵 大徳寺昭輝氏のことばから)
日々手をとり
たすけ合い
なかよくすること
今回は、東洋思想の言葉をご紹介するというよりは、
私自身が直接お会いして頂いた言葉や、
その時に感じたことなどを書いてみようと思います。
今から約25年程前になりますが、湯河原にある天命庵という心の学び舎に行く機会がありました。
そこの庵主である、大徳寺昭輝さんという方が、ひとり一人にメッセージを降ろしてくださるということで、
全国からたくさんの方々来ていました。
上記のメッセージも、その時に伝えられたことでした。
当たり前のような言葉ですが、なかなかシンプルな言葉ほど、
実際に行動に移すということは難しいですよね。
もうひとつ、言われたことで覚えているのは、
その日は、インディアンの刺繍が入ったTシャツを着ていて
その刺繍が鷲(わし)をまとったものだったのですが、
大徳寺さんが、こんなことをおっしゃってくださいました。
「あなたは、いずれその鷲のように大きく飛び立つときがくるでしょう。
その時まで、自分自身を信じて、しっかり力をつけていきなさい。」
というようなお言葉でした。
あれから、大徳寺さんにはお目にかかっていませんが、
必要なメッセージを頂いていたと感じますし、有難いですね。
参考 (『「愛に抱かれて』大徳寺昭輝著 春秋社より)