【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第131回
『一日生涯』(平澤興)
平澤興(ひらさわこう)先生は、1900年(明治33年)に新潟
幼児より医師になる事を志し、日本の医学界を牽引された方で、
神
且つ偉大なる教育者でもあ
京都大学の第16代総長なども務められ、1989年(平成元年)
多くの公職も歴任されました。
仏教の篤い信徒であられたとのことで、とても徳の高い、
温かみの
今回は、平澤先生のお言葉を集めた『生きよう今日も喜んで』とい
この本を、読んでいると平澤先生と心の中で対話しているような感
気が付くと、元気になっている有難い本であります。
すべての言葉をご紹介したいのですが、
今回は特に好きな言葉をご紹介させて頂きます。
「一日生涯、一期一会の本当の意味は、一生に二度と会えない人生
今日を生涯の最良の日となして、お互いに、良く話をし、お茶をのんで語り合うことである。」
ご縁に感謝して、そのご縁を楽しんで活かせるよう、心にゆとりあ
日々仕事や生活をしていきたいと思います。
参考資料
『生きよう今日も喜んで』 平澤興著 致知出版社