旅期間2013年10月24日~11月4日
◎マデイラ島10月28日~10月30日
こちらも宿推薦のレストラン
他に客はいなく、ご主人がサッカー観戦中。
プレミアリーグのアーセナル戦だったようで、日本人と分かると
日本人がプレーしていることを、これもまたポルトガル語で教えて
くれました。度々宮市亮がアップで映し出されていました。
オーダー時に当店は税金、チップ、サービス料が含まれている
と案内された事がチップに不慣れな国民にとってありがたいことです。
マデイラ名物牛肉のバーベキュー
本来は月桂樹の枝に刺し塩のみで味付けし焼くもののようですが、
こちらの説明では(言葉の壁で明確ではありませんが)衛生上の理由で
行政関係から禁止になっているとかで、ふつうのバーベキュー串でした。
先に牛のスペースを空けた、つけ合わせの大皿が登場し
目の前で串から移してくれます。 11ユーロ
ポルトガルのレストランのテーブルには必ずオリーブオイルと、お酢が
用意されています。しかも商品の四角いびんのままで。
日本なら安い定食屋のソースびんのようなおしゃれを感じさせないスタイルで。
それは、どうも詰め替えての質の低下防止のために決まっているようです。
そこで、付け合せの野菜を食べるわけですが、
イタリア製よりいいと言われる良質のオリーブオイルとお酢という
最小限の調味料で野菜本来の旨さを味わうのがいいのです。
野菜に限らずオリーブオイルをかけると旨みが増しますが。
たまに塩、コショーがあるところがあり、そしてめったにないつま楊枝。
タコのトマト煮 13ユーロ
こちらの店はもう皿ではなくお盆です。A4より遥かにでかい。
付け合せはキャベツ、はやと瓜、じゃがいも、にんじん、モロッコインゲン
そしてオリーブの下のはわかりませんでした。
くたくたに煮た野菜なので食べやすいのですが、如何せん大量で
とても食べ切れません。
こちらで例のピリピリを出しているのを見て、もっとおいしい
ホームメイドのピリピリがあるとタバスコと共に持ってきてくれました。
さすが自慢のだけあっておいしく使わせていただきましたが、
タバスコは遠慮しました。
今回の旅で最も高額な食事でした。
フンシャルの港のレストラン街で、シーフードはどうしても高くつきます。
名物マデイラパン 1,3 こちらはカットなし
まぐろのカルパッチョ 9,9 超薄切り
シーフードのグリル 69
せっかくのシーフードが焼きすぎで硬くなってしまっていました。
鍋底のソースはおいしいのでパンに付けてきれいにたいらげてやりました。
蟹をほじくるのに労力を使い、妙に満足感を覚え生野菜は食べ切れません。
何だかんだで92ユーロ、支払い時に後悔しました。
質、量、味と価格が折り合っていればそうは思わないのだが。
この時期マデイラでも焼き栗
塩味が栗本来の甘味を引き出してくれます。
ポルトガル中(3ヶ所しか行ってないのに大げさ)どこへ行っても
12個2ユーロ、焼き栗協会かなんかの決まりがあるのでしょう。
特筆すべきはこの袋、長めの筒状の紙袋(筒状のうちは厳密には袋ではないかも)
を二つ折りにして片方には皮を入れるようになっている親切設計。
マデイラ最後の晩餐
滞在中ずっと気になっていた宿の下のスナックバー(大衆食堂)
こんなオヤジが立ち飲みしたり語らう庶民的な店
このお通しの肉じゃがが抜群に美味い。
おいしいと言ったら豚の肩肉だと説明してくれて、おかわりを
3回も、最後にはパン付きで出してくれました。
ビール4杯、ワイン3杯とつまみで 9,7ユーロ (1,350円くらい)
昼の高額支払いと比べると余計お得感がありました。
目的に応じて選択肢は無限です。
レジデンシャル・ザルコという宿の1階にあります。
マデイラに行ったらぜひ覗いてみてください。