世間はお盆ですが、我が家は普段と変わらない日常です~。
しかし、両親が健在な頃は親戚縁者が集まって来るので大変で、
買い出しから始まってお盆中は裏方や接待で大忙しでした。
親父はでんと座ってお客さんと酒を飲んでましたが、
お袋はてんてこまいで、手伝うしかありません~。
料理もほぼ手づくりの時代で、まあ良くやっていたもんだと感心します。
感心と言えば、おふくろのおまじない~♫
めぼ(めいぼ)ができた時は、「めぼかと思えば小豆じゃった。」
と呪文を唱えて、家の前の井戸へ小豆を放り込みます。
すると不思議、めぼはすっかり治ってしまうという実体験~!
子ども心に、おふくろはひょっとして魔女じゃないかと思ったりしてました。
自分が頭の中で考えていることも、全てお見通しのようにも感じました。
そして、子どもファースト、子ども思いでワガガマも許してくれました。
そんなおふくろですが、57歳という若さでみまかったのは、
不老長寿の魔女ではなかったという証でしょう。
親孝行したい時には親はなし、と言いますが、
お墓や仏壇を前にすると、真っ先におふくろにお願い事をしてしまう、
いつまでも親不孝な息子ですいません~。