低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

火の見山139.5m(山口県)

2009-12-06 22:35:20 | 徘徊の記(山口県の山)

我が家のマンションの裏山です。名前は「火の見山」。標高はわずか139.5mです。山と言うよりちょっとした岡ですね。昨日は新規オープンの店舗に目が眩み、店内徘徊をしている間に雨が降りだしたので本日、再挑戦。落ち葉を踏みしめに久々に出かけた訳であります、、いやはや、本当の低山徘徊だわ。「火の見山」は小学生の頃から眺めてた山ですが、登るなんてことを考えた事は一度もなく、山頂までの道が有るのやら無いのやら、「火の見山」の名前すらホンの最近知ったくらいですからね。

そんな時は麓にある神社に出かけます。神社の裏に道がヒョッコリ付いてたり、神社の方に尋ねたりすると簡単に教えてもらえたり。今回、思い浮かんだのは「豊神社」。所在地は大字伊倉。訪れた時はちょうど新しい注連縄つくりの真っ最中でした。まずは藁を石で叩いて、紡いで。周辺地区の氏子の有志でしょう、ナニゲニ近寄り「裏山に上がってみたいのですが?」と切り出してみましたら、、ヒョイと指差し、「そこのカーブの先を左に行って竹薮が見えたら突っ込め。」との事、オッシオッシ、ガッテンダ!「ドモドモ、助かりました。」とあまりに簡単に判明!!

ほんの100mも歩くと、、ありました。竹薮!しっかりと道がついています。オッシオッシと突っ込みます。ところがところが、、風倒木ならぬ、風倒竹が凄いのなんの、、やはり訪れる人の少ない山なんでしょうね、今年は台風もなかったし、、倒れた竹も茶色に変色し何年も前からそこにそうしている様子です。

ガシガシと風倒竹を踏み越え進むと、すぐに竹薮は終わり雑木林に変わります。道は山の斜面を一直線に登って行きます。いかにも単純な一本道、面白みのない道の付き方です。道沿いの木々には名前の板がくくり付けてありますが、既に書いてある文字も判読できません、一時期整備したにも関わらず、訪れる人もなくまったくそのまんまと言った風情ですね。

木々が茂り展望もあまりよくありません。それでも樹間に見える風景を見極めようと目を凝らします。真ん中に見える丘が「権現山」。その左上にチラリと関門海峡、その向こうに連なる山々は既に北九州市門司区や小倉北区、八幡区の九州の山々です。

神社からほぼ15分。藪化一歩手前の山頂です。山頂展望はなし!。この石は何なんだろう?磨耗して刻んである字は判読できません。反対側に下ってみようと笹薮の中に突入すると三角点が立ってました。笹は背丈を越え見通しゼロ。下れないこともないでしょうが、、相当な藪コギ必須、、途中でイヤになり引き返しました。「火の見山」、、名前からすると、、やはり昔の狼煙山だったんでしょうか?地元の歴史も少し紐解いてみるかな、、なんて考えた、超低山徘徊なのでした。