低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

弟見山1085.1m(山口県)

2014-06-28 23:43:04 | 徘徊の記(山口県の山)
本日、女房殿。宮崎市シーガイアのエグザイルライブにお出かけ。当初はこれ幸いに霧島辺りの徘徊を目論んだのですが、、今年は南九州の梅雨が半端じゃない。ホワイトアウトの霧島に片道350km走って行って登るのも辛いモノがある。なので、、朝6時15分、小雨の中、自宅の最寄りの駅まで送り届け、私は地元で自由行動を選択。

そのまんま当てもなく高速道路に乗り山口市方面へ。中国自動車道も雲が垂れこめ、雨が降ったりやんだりでシックリしない。こうなりゃ、久々に徳佐の願成就温泉で露天風呂に浸かり、湯あがり生ビールを楽しんで、夕方まで車中泊ベットでダラダラ過ごしてやろうと決めた。鹿野インターで高速を降り、相変わらずの霧雨状態の中を徳佐方面へ。途中、莇ヶ岳登山口の標識を走り過ぎた。おおっ、、懐かしい!!山登りを始めた頃にここから弟見山まで縦走し仏峠へ下った。しばらく走って、、ん??確かここを右折すれば仏峠だよね?チョット、17年ぶりに山口県・島根県県境の峠まで行ってみようと思いつき、右折。集落を過ぎて杉林の中を走る頃には垂れこめた雲の中、、おおっ、三ツヶ峰登山口です。ここから佐波川源流を眺め高岳山までも歩いたなぁ。なんだか、登山口まで来てみると、ちょっと歩いてみたくなり、、すぐ先の弟見山の登山口の下に停車。車を降りると、雨も結構降ってますが、、時折、雲もキレたりして、車中を点検。ウホウホです!!先々週、山道具積み込みの段階で億劫になったので、、その後に少しづつ積んだ道具が、山靴あり、合羽あり、一番小さなザックもある。500mlペットボトルのお茶が一本、ちょっと心もとないけど、こりゃ、、登れない事もない!!

9時5分、急遽、弟見山登山口を歩き始める、雲が流れ、だ~れも居ない登山道は熊が出そうで少々怖いが、幸いダッシュボードの中に小型のラジオがあったのでフルボリューム。最初は杉林、30分も歩くと自然林に変わります。歩きながら思い出したのだけど、この山でクマザサの藪こぎをしました。どこの辺りだっのだろか??ぬれ鼠になりたくないのでササ藪が出てきたら、サッサと引き返そっと。

真っ赤なヤマツツジ。ここらでバサバサと本格的に大粒の雨が。雨合羽の上だけ羽織りました。ラジオもうるさいのでオフ。静かな森の中の雨音を楽しみましょう。

10時前、ん??兄貝山、、、?少し考え込みましたが、兄見山ですね。莇ヶ岳と弟見山は兄弟山だと聞いた事があります。莇ヶ岳が弟で弟見山が兄。弟である莇ヶ岳を見下ろせるので弟を見る山で弟見山、、んじゃ、、莇ヶ岳からは兄の弟見山を見上げるので兄見山は莇ヶ岳じゃないのだろうか?このピークからも兄である弟見山が見渡せるので兄見山なんでしょうか?今日は雲の中で、兄が見える山なのかどうかわかりません。

おおっ!?ササユリですか?ここ弟見山に咲いてるのですね。知らなかった!

チッこい星はなんだろう?おっきな星はヤマボウシかな。

登り上げると結構、大きなブナの木があちこちに。雲の中で見るブナの木は何故か威厳があります。

ササユリが両脇にチラホラと咲いてる樹林の道の先がポッカリと明るく見えました、、山頂か?

10時20分 弟見山山頂です。樹林が途切れると、バタバタと雨が合羽をたたきます、木陰に逃げ込み立ったまま一服休憩。

木陰から山頂広場を眺めていると莇ヶ岳方面に続く道沿いにもササユリが続いています。ササユリロードなのですね。

これは少しピンク色。

これはほぼ純白ちゃん。

クマザサの山だと思ってた弟見山ですが、本日、笹こぎ無し!山口県の山にも(島根県との県境ですが)素晴らしい花園があるのだと、寂地山カタクリロードに引き続き改めて実感!

ゆっりとお花を眺め、さて下山、、山頂手前で本日初の一組のご夫婦とすれ違う、、物好きは私だけじゃなくって、少し安心。登山口に戻ってきましたが、全身ずぶぬれ、着替えもなく、止む無く座席にブルーシートを引き、ヒーターをガンガンたいて自宅へ急ぎます、温泉に入って汗を流しても、ずぶ濡れの服を着るのは耐えられない。仏峠を少し下って、、道路を塞ぐ倒木に遭遇、、やってられない!?再び雨の中へ出ていって、まだ繋がっている折れ口を蹴って引っ張りネジ曲げて、やっと完全分離。ズルズルと道路脇まで移動し一件落着、、更にずぶ濡れ撤去作業、あまり太い木でなくよかった~。