低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

霧島 韓国岳北峰~韓国岳本峰~大浪池

2012-08-17 22:49:35 | 徘徊の記(霧島山系)
実は九州道のえびのPAから霧島の山々を一頻り眺めて、、えびの高原キャンプ村へ予約の電話。えびの市で食糧を調達しキャンプ場に向かいながら今度は、鹿児島の山友「たぁ~さん」に霧島到着を連絡。人の迷惑を考えず、まぁ~、本当に出たとこ勝負の気の向くままの行動で、m(_ _;)m ゴメン!!!。このような勝手気ままな行動には必ずどこかで大きなしっぺ返しが付き物のようで・・・キャンプ場に到着と同時に、大粒の雨粒がボトリ、すぐに激な滝雨。テントサイトには水が張り、管理棟で茫然自若ですが、雨脚は一向に衰えない、とりあえずの入浴中に少しは小ぶりになったものの、車中泊を決定!管理棟で、カップヌードルをすする変なフランス人2人組と一緒にビールとコンビニ弁当を頬張りました。この変なフランス人は日本語×。英語も簡単な単語程度。ロシアに入りモスクワ~ウラジオストックまでシベリア横断鉄道ではるばるやってきたツワモノでした。えびの駅からここまでは、、親指立ててニンマリ??おおおっ、ヒッチハイクですか!?17日は韓国岳に登るらしい!言葉は違っても結構意思は伝わるものですね。でも内気な私、、シュラフに包まりながら写真に一緒に写ってもらえば良かったと、、後悔してたらいつの間にやら撃沈。


本日、5時半起床、快晴。山道具の準備をし、今晩のお宿を設営し終えたトコロへ鹿児島のたぁ~さんジムニーが到着です。

7月に1年数か月ぶりに入山規制の解除された韓国岳。今日は爆裂口に取りつき、二人とも未踏の韓国岳北峰へよじ登り火口壁をグルリと回り本峰から大浪池へ下る事にしました。

韓国岳本峰の登山道1合目の標より左折、沢沿いに進みますが、なんだか、さっぱりたどるべき道筋を外してしまったようです。

背丈より高い笹藪に突入したり、抉れた窪地に嵌まり込んだり、少し藪こぎが途切れると、なんと一面、アザミの絨毯!!短パン小僧には致命的なアザミ絨毯連続です、その内、目視できていた、爆裂口の鞍部も雲の中!?藪こぎに進退極りこのままではどうにもニッチもサッチも?行かないようで本峰登山道側に見えた大岩の連続によじ登りこの筋を爆裂口の鞍部までつなぐ事ができそうです。

で、、どうにか辿り着いた爆裂口の北峰と本峰の鞍部。予定外に、ここまで2時間です、眼下には火口底も間近に見えていますが、火口は直径900m。北峰に登り火口壁をグルリ周回するつもりですので、ここは火口底には降りず北峰直登としました。

ガレ場とミヤマキリシマそして、、ここもアザミに泣かされます、右側は火口の絶壁ですから、左へ左へ突き立つ岩峰を巻きながらひたすら登ります。

視界が効けばかなりの高度感でしょうね。昨夜の激雨の名残か?火口底にできた池も時折ウッスらと見えてます。

約30分で北峰山頂のケルンに到着。たぁ~さんの楽しみにしていた北峰山頂から甑岳を見下ろす景色は!?ガスが晴れず残念でした。

ところがところが、、本峰へ周回中に、、ポッカリと一瞬ですが甑岳!火口の中が覗けました。

私は新燃岳を臨みたかった訳で、このガスに諦め気味でしたが、こっちははっきりくっきり!、内部の様変わりに驚きました。

韓国本峰から大浪池を西回りし下山、なかなか苦労した爆裂口でしたが、あとは至って快適に、、しかし大浪池の下りは膝痛でした。今日の温泉は少し足を伸ばし白鳥上湯の露天風呂へ加久藤の絶景を楽しみました。ついでに、、えびの市まで下り、焼き肉屋で鱈腹栄養補給したのは内緒です(味気ないです)。キャンプ場に舞い戻り、、これを書きながら、満天の星空の下、霧島ロックをグビグビ、、おお、短パン短シャツじゃ、、寒いです。

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