
また、寝坊してしまった・・3時起床なんて、とんでもない。爆睡から蘇れば既に5時半です。ご来光を見逃した!?まっ、気ままな独り歩きなんで世話ぁ~ない。夏の真っ盛りだと言うのに、えびの高原の松林の中は、ダウンシュラフに半分入っているくらいが心地よいので7時間以上の快眠。コーヒー一杯で目を覚まし、明日の行動を考えテントは撤収することに。7時半行動開始です。朝から太陽は元気よくギラり、韓国岳には雲がかかってます。日なたは暑いので森の中を歩くことにして韓国岳と大浪池の鞍部を目指します。あれ?登山道はどこからだったかな?とりあえず県道1号線を渡り森の中に。

いやはや、木漏れ日が美しい!非日常の森の中。空気もヒンヤリと心地よい。湿度はかなりありますがまだまだ不快ではありません。やっぱりいいよなぁ~霧島の森の中!森の中に何か廃屋のような建物を右手に見て、抉れた枯れ沢のようなモノを2つ超えると本当の水の流れにぶち当たる、、転げ落ちないように渡りきると、どうにか本当の登山道に合流したようです。

気温は20度前後でしょうか?でも湿度がかなり高く、空気の動きもないので30分も歩くと汗ダクダクです。(日常生活で体内に溜め込んだビールや焼酎の不純物が噴き出るようでこれはこれで気持ち良いのですが)やはり少し不快です。ところがです!?この木漏れ日に入った途端、一瞬ヒヤリ?!最初は何か霊的スポットに遭遇か?とビビりましたが、よく周りを見てみると、両サイドの笹がわずかに揺れてます。地形の変化が大きい訳でもないようですがお山の中にはこう言った風の流れ道があるのでしょう。そこにたまたま木漏れ日が、、「憩いの木漏れ日」と名付け、小休止。

この木道が見えればすでに韓国岳・大浪池の鞍部。まずは右手に10分登り上げ大浪池の火口淵西回りコースへ。

大浪池。8時50分到着。風も少しあり木陰は快適です。広々とした湖面を眺めながら遅めの朝食。昨日、麓のスーパーで見つけた爆弾お握り一個。結構なボリュームで満足。

フラットな周回路をダラダラ歩き9時30分ほぼ半分。韓国岳、、のぼろっかな?やめとこっかな?

東回りへ突入、、パノラマで大浪池全景を。

ここらで池を眺めながらコーヒーでも。路を外れ火口淵の静かな木陰へ、ほぼ周回完了ですね、、あれ?また、大浪池最高点を確認するのを忘れてました。


ここはアザミの絨毯で腰を落ち着ける場所がなかった。アザミの中にコナスビとホトトギスの花。立ったまま一服休憩。


10時50分韓国岳避難小屋前。火口淵東回り半周でどんだけぇ休憩してんだ?ここからが今日の一番辛い韓国岳への登り、、、しばらくは笹の中の歩幅の合わない木段を黙々と登る。

山頂部はみえている、、後ろから軽やかにも不気味な足音が近づいてくる。負けたくねぇ~なぁ、、と思いながらも道を譲る。トレランスタイルの男性でした。

避難小屋からキッカリ1時間でヨタヨタと韓国岳山頂部。一周してきた大浪池が眼下に。雲がかかってきました。

韓国岳火口。バックの脊梁方向の山々の上にも入道雲が沸き立ちはじめ今日も暑い一日になりそうです。北峰まで行ってみようか?いやいや、また、アザミの絨毯に泣かされそうなので一般ルートで下山する事に。下りもこんなに浮石だらけの歩きにくい道ばかりだったかなぁ?

火山性地震の多発で昨年の10月24日から周辺立ち入りが規制され今年の5月1日に解除された硫黄山。7月26日に再び、火山性地震頻発のニュースを見少々焦りましたが、どうにか平穏を保ってくれているようですね。久しぶりにしてはごく普通のコースで霧島満喫ですが、さ~て、この後はどこを歩こうか、まだまだ、決めきれていないのですが、、、いや、考えてない!?
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