papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~42

2009年02月16日 | キャンプでライブツアー'07・後記

>> 2007TOUR~後書き~41の続き

テント設営後、ライブ会場に向かった。
このイベント(獏原人村満月祭)の主催者マサイさんに挨拶するべく、楽器の音のするライブ会場へ向かった。
まだ、昼過ぎだったが、既に満月祭はお昼の部(祭り開始前の余興)が始まってた。
マサイさんを探して関係者らしき人達に話を聞き廻っていたら、ほどなく会える事が出来た。

昼下がり、なかなか馴染めない獏原人村のライブ場でビール片手に他のバンドのライブを見てると、この満月祭がヒッピーの祭りだという事が徐々に掴めてきた。

日が落ちる前に軽く腹ごしらえをと、テントに戻りパンとソーセージを焼いて食べた。
ガスコンロの火が着かず、隣のサイト(畑)の外国人カップルに心配されたが、こんな時のために持ってきていた携帯バーナーで難を逃れる。

食後、ライブ場に戻ると、満月祭のはじまりの儀式(護摩壇を焚いてのお祈り)が始まっていた。すごく重要な儀式だとの事。夕暮れに染み込む炎が猛々しい。

ライブが始まり、僕らの前に出るバンドがいっこうに現れず、出番が繰り上がりそうになったけど、土壇場で現れて順調に進んでいった。

バンドの持ち時間はセッティング込みで1時間。
さっきまで踊っていたお客さんも、僕らのゆっくりペースに巻き込まれて、会場の中央にある焚き火を囲んで聞き入ってくれたように思う。
ステージからは星空と山々が作り出す闇とが見え、そのコントラストの風景が美しくて、山と夜空に向けて音を開放するような感じだった。

ライブ後、すごくよかったよーと話しかけてくれた人がいて、なんとも嬉しかった。
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