papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~47

2009年02月24日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き~46の続き

長野へ向かう途中、何度か休憩を交えながら長野に到着。
まだ午前中だったので、近くの日帰り湯で動かない身体で浸かった。
これが良かった!
長々と湯船に入っているうちに身体がほぐれてきて、首も少し回るようになったし、腰を曲げた時に走る痛みも和らいできた。
色々と理不尽さも感じたけど、身体が動くって素晴らしい!!

お昼を済ませて、午後はライブハウス長野NEONHOLL近くの駐車場に車を停めて、近くにある善光寺界隈を観光した。

その後、リハをしに長野NEONHOLLへ。

長野NEONHOLLは善光寺近く、商店街から少し離れた所にあって、音漏れ大丈夫?って心配したくなるような建物の2階にある。
スタッフに挨拶を済ませて、リハ開始、ステージは少し狭かったけど、ライブハウス内の雰囲気は良かった。イタ飯屋を改造したようなホール。
音も程よくまわる感じだった。

本番まで少し時間があったので、近所を散歩。
地方のどの街でも人が少ないなーと思ったけど、長野もそうだった。
少し前の長野オリンピック時代の雰囲気を残したまま、それ以降、手を付けてないような町並みだった。90年代にトリップしたよう感じ?
逆に、東京の街の新陳代謝が早すぎるのか?とも思うけど。

で、ライブ本番。
僕らの出来はどうだったのか?ホールの雰囲気が良かったので僕らは結構楽しんだ感じがする。
既に首痛・腰痛も忘れるくらいに回復したし。
対バンドは面白かった。
まだ若いバンドの若干緊張気味のトークが良かった。
しかもヴォーカルが自分の話に高揚してしまい「僕らはポップグランジです!」「(自分が恋に失敗し、今日昼に出てきたオーディションにも失敗した話の後、何を思ったのか、たぶん潜伏期間が続いているという意味で)僕らは蝉です!」と断言し、周りのメンバーが「えっ?」って巻き添え喰ってる姿もかなり面白かった。

経験たっぷりの不思議な毒舌バンドも良かった。
恐らく東京ではここまで妙な成長はしないだろうという個性が彼らにあった。
東京だと、そういう個性・感性はこっち、それはこっちと分類がなされて、似かよった分野の中で淘汰され、より先鋭化されていく流れがある。
でも彼らは、ごったなジャンルが同じライブ空間で行われる中、経験を積んで、彼らの感性で独自な進化を遂げている、と思った。

若いバンドといい、経験を積んだバンドといい、長野のバンドは恐るべし。

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papalionJapanTour2007~後書き~46

2009年02月24日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き~45の続き

茨城の涸湖の湖岸にある広浦公園キャンプ場に入場後、まずは買出し。
キャンプ場管理のおばちゃんに近くのスーパーの場所を教えてもらい、急いで出かけた。
夕闇が迫り、外灯もまばらな田舎道を車を走らせた。
スーパーは少し遠かったけど、所要30分も掛からずキャンプ場に戻る事が出来た。
ライトを照らしながらテントを設営し、夕食の準備に取り掛かる。
久しぶりのカレー。
キャンプ場には子供づれの大一団連中がいて、そのエリアから花火が上がったりと大騒ぎだった。
夕食後、炊事場は大混雑。

涸湖での夜釣り客がチラホラ出てきて、風も強くなる中、就寝。

翌、早朝、曇り空だったが早々に起きた。

痛い・・・
首から腰にかけて激痛が走る。

先日、先々日と獏原人村で、はっちゃけ過ぎたのか、お酒を飲みすぎて不自然な体勢で寝床の硬いテントで寝てたせいか、持病の首痛・腰痛がいっせいに噴出し、立ち上がるのもやっとの最悪な状態になってた。

テントを畳むのやら車への片付けは、全部ミズキひとりにやって貰った。
出発間近に、今日はライブでドラムを叩くのは無理だとミズキに宣言したら、それはありえない!と、もしそんな事をするのならクビだ、と言われた。
クビだと言われても首が動かない状態は変わらないと思いながらも、どうしようもなかったので、ライブは無理だとしても、誠意を見せるために長野に向かうことにした。

激痛が走る最悪な早朝、腰から頭にかけて直立状態(この体勢でしか居られない)で車に乗って、車の少しの揺れにも激痛が走る中、一言の会話も無い凶悪な雰囲気で長野へ向かう。

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