ベリーダンススタジオ★☆★ぱわふるマドンナ★☆★ 主宰・坂口せつ子 

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すてきないのち vol.124

2007-03-27 07:33:09 | すてきな命
 ゆうべのニュースでチェルノブイリの原発事故から二十年目を見た。爆発を起こした建物は石棺と言われるコンクリートで覆われ、中には今も百数十トンの放射性物質がある。そして、そのコンクリートが崩れ放射能が漏れているという。ウクライナだけで二百五十万人の死傷者を出したこの原発による世界一の大惨事によって、今も苦しみ続けている人達がいる。日本の原発は五十二基だ。いつ何があるとも限らない。
 公共事業をチェックする議員連盟の代表として八ツ場ダム予定地を訪れた、案内させていただいた中村敦夫氏は、今どうしているのだろうか。中村氏は1998年の参議院選東京選挙区から立候補して当選。2004年の参議院選比例区では、二十万票で落選してしまった。中村氏はアムネスティ日本支部(世界人権擁護グループ)設立にも深く関わり、テレビの世界でジャーナリストとして環境問題や人権問題に取り組み政治家になったという。2004年では十人を擁立したミニ政党「みどりの会議」の代表委員として出馬、落選した。経済も大切だが、その前に世界中の命の元、この地球にこれ以上惨事を増やさないように活動してくれる政治家が望まれる。(坂口せつ子)

(高崎市民新聞 平成18年4月27日)

※文中の日付は執筆時のものです。
※能登の震災が心配です。はやく余震がやむこと、1日もはやい市民生活の復興を祈っています。