ぱどまの会日記

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痰濁とアーマ

2007-07-05 | アーユルヴェーダ
「怪病多痰」
中医学を専門する方々はこの言葉を思いだす、そんな気候が続きます。
「原因不明の病は体内に痰濁が多いために生じる」

とくに今年の梅雨時は気温が高く、体内に痰火(熱く濁った水)が溜まりやすいようです。
消化力を妨害するこの痰濁。下痢や便秘など消化器疾患の以外にも、RAやアトピー性皮膚炎など慢性疾患を悪化させます。

アーユルヴェーダでこの痰濁を説明するなら、この言葉でしょう。
「アーマ(Ama)~未消化物」
アーマは経路(スロータス)の閉塞を生じます。
疲労・倦怠感・のぼせなど全身症状の他、各臓器疾患・整形外科的疾患・皮膚疾患など様々な疾患の原因となります。

アーマの有無は便の状態がひとつの指標となります。
未消化物を多く含む便は水に沈みます。痰火が多い場合はベタベタとした臭い便が出ます。
しかし最近はウォシュレットの普及のために、ご自分の便の状態をご存じない患者さんもいます。臭いのがイヤ!と匂いを確認しない方もいます。

体から出るものは、体からのお知らせ。


*アーマがある場合はオイルマッサージは出来ません。オイルを消化できないため、皮膚疾患や疲労増加、頭痛などを生じますのでご注意ください*