宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

春・第2弾

2021年03月28日 | 古典園芸

写真:2ndシャック

普段は4・50センチも積もっているはずだが、3月10日の時点で例年になく雪が少ない…と前回アップしたのでした。
そして今年は雪囲いを外しに行くときは革靴で…と軽口をたたいたのですが、なんとなんと暖かな陽気が続いたようでどんどんと雪が溶けて行ってしまい、3月22日現在では御覧の通りに雪が無くなってしまったのです!
我々には雪が少ないのは有難いのではありますが、農業用水などの不足が起きないかと心配になる程です。

 

 

写真:雪割草

玄関先に置いておいたので、ちょっと葉枯れが出てしまいました。
冬至芽が緩んできたので玄関内に取り込んだのでした。
と言う事で満開状態になっています。

実はこの株は惜しくも選抜漏れの連中なのです。
実生した30~50株ほどが毎年新たに花を見せてくれるのですが、そこから1/3程度に第1選抜。
そしてその中から更に第2選抜を経て、最終的に残したいと思える株は数株なのです。
と言う事で漏れた株は庭のそこここに地植えするのですが、それもまた結構な早春の風情。

(*^^*)

 

 

写真:『松風』(日本春蘭 朱金色花)

我が家でも日本春蘭が咲き始めています。
支那や台湾産の春蘭に比べるとやや遅くは成るのですが、我が国における春の花の代表格。
だって、「春の蘭」なのですからね。
(^^)v

我が家の庭では既に「フクジュソウ」が終わり、今は「ユキワリソウ」が満開と言う感じ。
桜の冬至芽も動いて、既に蕾が顔を出して来ています。

と言う事で、これから初夏までは色々な蘭達が咲いてくれるので楽しみなのです。

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「春蘭の花芽」

2021年02月13日 | 古典園芸

写真:無名春蘭 朱金色

これは数年前に県北で採取した株なのです。
見つけた時は奇麗な明るい朱金色で咲いていたので連れてきたのですが、やっと去年に成って我が家での初花(蕾)をつけてくれたのでした。

順調に花芽が大きく成って来たのでもう少ししたら無事に花を確認できそうです。
願わくば、あの時のように朱金色に咲いてくれれば良いなぁ。
と言うのも、山では奇麗に発色していても、鉢に入れると頑として発色してくれない個体も中にはあるのです。
(^^メ)
さて、実はこの場所で採取した株がもう一つあるのです。
それは“変わり咲き:奇花”で、連れてきてから数年に成るのですが未だに蕾をつけてくれません。
かなり木(草のくせに木と言います ^^;)は充実してきているので、今年こそ蕾が付いてくれないかなぁ。
(*^^*)

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「桃園玉姫」

2021年02月04日 | 古典園芸


写真:『桃園玉姫』(台湾春蘭:桃更紗素舌)

この品種は桃色がかった花弁(桃更紗)であると言う特徴の他に、シンビジューム系に有る舌(リップ)の赤い模様が無いと言う“素舌”でもあると言う二芸品なのです。

これほどの顕著な見どころを持つ蘭であっても台湾産の品種であると言う事のみで一部からは低く見られているのですが、これ程の見事な品種はそう有る訳ではありません。
もともと台湾産の春蘭属が好きで集めている私はこれを楽しんで居ると言う訳なのです。

さて南方系の蘭は我が国で栽培すると温度変化に敏感になるようで、先日の暖かさで花芽が動き始めているなぁと感じていたものでした。
今日に成って遂に開花してくれたと言う事です。
何時もより開花が半月早いかも。
(^^;
それと今年の花は、緑がべったりと乗ってしまっています。
なかなか思うようには咲いてくれないのですが、上手く咲いてもらうにはご機嫌を窺いながらうまく付き合っていくことが大事なのです。
うん?
これって我が家の状況と…。
(*´ω`*)マッ イイカァ

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寒蘭 『金閣』 の開花

2020年11月26日 | 古典園芸

写真:土佐 西谷物 黄花 『金閣』

我が家における初花の『金閣』が開花しました。
と言うか、寒蘭黄花を育てたのはこれで3種目。
前の品種は年によって緑が乗ったりと発色に難が有ったので数年で手放したのでしたが、ひょんな事で入手したのがこの品種。
この品種は黄色の発色が安定しているとの触れ込みでしたので入手して、今年になって目出度く開花。
なるほど花芽を確認してから順調に色が乗って来て、開花の時には流石にやや色が薄くはなったものの充分に黄花。
これなら毎年楽しめそうですね。
(*^^*)

 

 

 

写真:折り鶴芸

ところが花をよく見ると天弁(洋蘭で言うアッパーセパル)の先の部分が折れ込んでいますねぇ。
これは寒蘭にしばしばみられる芸で、恰も折り紙の鶴の頭の部分の如く見えるので“折り鶴芸”と呼ばれています。
とは言え、この『金閣』に折り鶴芸が出現するとは聞いていなかったので、たまたま出現したと言う事なのでしょう。
まあ、他の花が咲き始めればわかることですね。
(*^^*)

こんな調子で秋から冬にかけて寒蘭を楽しむのです。
他にも数鉢開花していますが、まだ開花に至っていない鉢が2つ。
「台湾寒蘭無名素芯」と『霧山黄:台湾寒蘭虎斑』です。
蕾の具合を見ると12月に入ってからの開花に成りそうなので、年末までは楽しめそうですね。

新年になればそろそろ支那春蘭の早咲き系の品種が動き出すので、楽しみなのです。
メインは春蘭と寒蘭なのですが、支那春蘭→日本春蘭→エビネ→羽蝶蘭→秋蘭→寒蘭 と言う具合に、真夏を除いて1年を通して蘭の花を楽しめるように、鉢数は多くは無いですが他の蘭達も楽しんでいるのです。

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寒蘭 初花

2020年11月21日 | 古典園芸

写真:日向寒蘭 無名青花

数年前に“山採り未開花無選別”との株を10株ほど購入し育てていたのでした。
次々と花を咲かせてくれたのでしたが、残念ながら全て所謂“並花”という普通にあるティピカルな花だったのです。

開花した株達が次々と草友に貰われていったのでしたがこの株はなかなか咲かず、やっと今年初花をつけたのでした。
残念ながらこの株も変わった所のない ザ・寒蘭ともいうべき花でしたが、それでも寒蘭の花は姿が良くやわらかな香りも楽しませてくれるのです。

もう年なので山採り(小さくて花を見るまで時間が掛かるのです)の株を購入する事は現在では止めたのですが、以前購入した“対馬産 山採り未開花寒蘭”と言うのが残っているのです。
そろそろ花を見せてくれても良い位に成ったので、来年からの楽しみになりそうな予感。

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