写真:四季蘭の花
これは昔「焼葉蘭」として知人から頂いたので、そうとばかり思っていましたが良く調べてみると多分「玉花蘭」で間違い無さそうです。
まあ原種系なので何でも構わないと言えば構わないのですが…。(^_^;)
それでも毎年律儀に増えて行き、花も見せてくれるので楽しんでいるのです。
この仲間(玉花蘭・新竹蘭・雄蘭・雌蘭etc)は冬に加温して育ててあげると初夏から晩秋にかけて数回咲くので“四季蘭”と最近では呼んでいるようですね。
まあ、みんな同じような草姿と花ですからマニアでもなければ判別は殆ど無理だと思いますのでこの呼び名も的を得ているかもです。(*^_^*)
さて、この花は夏場に咲いた時は緑色の花弁に付け根の所から更紗状に赤い線が入ってくるのです。
東洋蘭趣味者の審美眼としては“翠緑色”
つまり澄んだ緑色の花を尊びますので、この様な花は「雑色が入って汚れているので駄物」と感じるのです。
と言う事で、原種系の花は趣味者の方々は相手にしません。
あっ、私はダボハゼ系なのでOKですぅ。(^_^メ)
東洋蘭の花物の場合、秋も深まって気温の寒暖の差が大きくなって来ると花の色が鮮明になります。
今回最後に咲いたこの株の花も駄花なりに紅色が乗って、それなりに精一杯の色気を振りまいてくれています。(*^m^*) ムフッ
四季蘭系の花も終わりとなり、11月に成ると「寒蘭」が咲き始めます。
寒蘭の場合は原種の一般的な花でもそこそこの姿を見せてくれるので、趣味者の間では人気の高い品種群です。
特に“花物”として選抜された物は素晴らしい花色と芳香で我々を楽しませてくれるのです。
我家でも銘品(選抜された特別な花)の花が今年も楽しめそうです。(^^)v