写真:シンビジューム:ファンタスティックガール・リンダ
去年末に頂いた我が家の大型の胡蝶蘭。
何とか育ってくれています。
なんと花芽まで見え始めて来たのですが、これからが寒さの本番。
最低温度を10度程に保たねばならぬ大型の胡蝶蘭なので先行はかなり困難(はっきり言えば無理です。orz)だと思いますが、どこまで頑張ってくれるやら…という所なのです。
さて、カミさんが一寸早いけど「クリスマスプレゼントだよぉ~♪」と、このシンビジュームを買って来てくれたのです。
私の興味の主力は“東洋蘭”ではありますが、部屋飾りに成るように“洋ラン”も少し育てているのです。
でも、今まで一度も蘭をプレゼントされたことは有りませんでした。
うん?
買って来てくれるなんて珍しいなぁと思ってよく見たら、なんと葉に縞斑が入っているではありませんか!
「そうそう、葉っぱに柄が入っているのが好きだったよね。 たまたま見つけたから買ってきた。」との事。
私もシンビの斑入りは初めてです。
以前デンドロの斑入りを見たことが有りましたが結構値が張っていたので購入しなかったのですが、今回はひょんな事から斑入りの洋ランを育てる事に成りました。(*^^)v
ところでこの Cym. Fantastic Girl“Linda”と言う品種って当たり前に斑入りなのかなぁと調べてみたのですが、やはり普通の青葉の品種のようですね。
たまたまこの株に縞斑が出現したと言う事の様です。
さて、シンビ農家さんはバルブの直径が2センチほどの苗から大きな新芽を育て、最終的にその大きく育った新芽から出てくる孫にあたる新芽を大きく太らせて花を咲かせるようですね。
と言う事でよく株の状態を見て見たのです。
この株の苗は地味柄でしたが斑入りだったようです。
そこから斑が抜けた青葉と縞斑入りの柄葉のバルブが1個づつ出ています。
そのバルブから出た芽が開花サイズとなる訳ですね。
ところが柄葉のバルブは直径4センチ程で葉長は45センチほど。
やはりあまり大きく育ってくれていません。
それに引き換え、青葉の方はバルブは6センチ程にも育ち葉長も60センチを超えています。
このバルブから花が咲いていると言う訳です。
なるほどねえ。
縞斑の方は葉緑素が足りないせいでか育ちが遅いようですね。
じゃぁ、次に斑入りの方から出てくる新芽を更に肥培したら開花サイズまで育ってくれるのでしょうか?
ちょっと楽しみに育ててみたくなってきました。
と言う事で、来春は青葉の方と柄葉の方を株分け(分離)して育ててみようと思っています。(^^♪
この株の縞斑は覆輪或いは紺覆輪は廻っておらず所謂“縞斑”なので、新芽毎に柄が暴れそうではありますが何とか育てて縞斑柄の葉に着いた花を見て見たいものです。
花にも縞斑が入ったら良いなぁ~なんて考えている、取らぬ狸状態のパパさんなのです。(^^メ)