写真:『黒潮(くろしお)』ボケ
昨年の管理をなおざりにしてしまい、半分枯れてしまったこれ。
と言う事で、生きていそうな芽の部分を残してあとはバッサリと選定して半分ほどに成ってしまったのです。
鉢も小さなものに植え替えて秋からは室内で育てていたのです。
春に成って芽が出てきたので、“絶種は免れた”と喜んでいたら何やら丸い芽も。
そう、花芽だったのです。
頑張って花を見せてくれてありがとう。
写真:「岩千鳥(いわちどり)」
これは草友から頂いた岩千鳥の原種です。
何の変哲もない花ではありますが、原種らしく可憐なたたずまいがなかなか。♪
流通している岩千鳥や羽蝶蘭は既に原種の面影は薄れ、私にとってはただただ派手な方向に行き過ぎたのではないか…と感じてしまうくらいなのです。
まあ、毎年のように新種を求める需要が有るので仕方が無いのかもしれません。
この花もまた室内で育てているので自然界よりは毎年半月ほど早めに咲いていたのですが、今年の暖冬で更に早く咲いてしまいました。
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写真:「スズムシ草」 3/15
写真:「スズムシ草」 3/18
写真:「ジガバチ草」(比較参考)
昨秋、「スズムシ草」を入棚したのです。
数年前に猪苗代の山荘敷地内で「ジガバチ草」を見つけたので、昔育てた事のある「スズムシ草」も育てたくなったのでした。
写真を見比べて頂ければお判りと思いますが、唇弁の大きさからジガバチとスズムシを連想したのでしょうか。
所謂花弁や愕は細く虫の足を思わせますので、なかなか見事な命名ですね。
彼らも室内+暖冬と言う事で、一か月近くの早咲き。
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この「スズムシ草」は3/10位からほころび始めたのですが、一週間後にはほぼ満開と成ったのでした。
スズムシの背中(唇弁)の真ん中にキラキラと光る線が有ります。
これは交配の為の虫を呼ぶ為の蜜線のようなものなのでしょうか。
最後に写真では「ジガバチ草」が大きく感じられるようですが実際は「スズムシ草」が20センチ程で、「ジガバチ草」よりも一回り大きいようです。