宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

蘭達の新芽

2011年07月19日 | 古典園芸

写真:ユッカの新芽

やたらに背が高くなってしまったので、仕立て直しの為に5月にぶった切った「ユッカ」から芽が出てきました。
太さが6・7センチもある大きな枝だったのでちょっとドキドキしながら切り落としたのですが、挿し木にした枝の方はこんなにぶっとい枝だったくせに順調に根が出て活着し、残った株の方からも写真の通りに芽が出てきました。
後は新芽を2個だけにして育ててあげれば仕立て直しが完了と言う訳です。(*^^)v



写真:シェフレラ・ホンコンの新芽

これも同じく仕立て直しの為にちょん切ったものです。
切ったもともとの株からは既に多くの芽が出てきて、姿を整えるために芽欠きが必要になってきました。
また天辺の方は挿し木としてみましたが、これまた順調に発根して活着したのです。
この鉢はちょうど真ん中の辺りの茎だけの部分10センチ程を挿してみたのです。
他の2つに比べてちょっと時間がかかったのですが、ごらんのとおり発芽してくれました。

なるほど観葉植物はやたらに増えるんですねぇ~。(@_@)





写真:ネジバナ

久しぶりに山道を歩いてきました。
この時期になると草が繁茂しすぎて、歩いていてもあまり面白くありません。(^_^;)
この時期はそこいらじゅうで「ネジバナ」が咲いていました。
これでも一丁前の蘭の花なんですよぉ~。
下の写真の「ネジバナ」は見た瞬間は『やったぁ~! 白花見っけぇ~!』って思ったほど白い花でした。
しかし残念ながら花びらの奥の方が淡くピンクに染まっていたのでした。
残念 残念…。



写真:長生蘭 『黄宝丸』

「長生蘭」とは「石斛」の園芸品種群を指した古典園芸としての呼び方です。
この品種は新芽の時には写真の通り、見事な黄色の中透け斑を現して見事です。
残念ながら成長するにしたがって斑が暗んでしまうのですが、写真でお判りの通り陽にガンガン当てている私の育て方(ほっぽり方)だと、成長後もかなりはっきりと斑が残ってくれるのです。
長生蘭としてはもっと柔らかな用土にし陽も適度にしてあげると矢(茎)も大きく育って見場が更に良くなるのですが、私はこんな具合にしてます。
そう言えば木付けにしてある株は朝日のみ当る所に置いてあるせいか、この株に比べるとかなり大柄になってますですぅ。



写真:四季蘭の花芽

この鉢は先の大地震の影響で加温栽培が出来なかったので「今年はどうかな?」って思っていましたが、元気に新芽や花芽を立ててくれています。
この調子なら秋まで何回も花を見せてくれそうです。(*^^)v



写真:大葉万年青 『薩摩富士』

これまた地震の影響で保温が出来なく葉も傷んでしまったのですが、今年も元気に新芽を展開してくれています。
鮮やかな黄色に上がって成長するに従って白く抜けてくる。
見ていてとても楽しい時期なのです。
しかもこの株は根元から子株を発生させているので、2・3年経てば相当迫力ある姿を見せてくれそうです。(^ー^*)ルンルン♪



写真:細葉恵蘭 『西海錦』

これまた地震の時は大事な「寒蘭」と「春蘭」を優先的に退避させたせいで、恵蘭達は寒害を受けてしまったのでした。
だって… 価格が下手をすれば二桁ほども違うんで…。(ーー;)
しかし寒害で葉を痛めながらも、細葉恵蘭達はめげずに全鉢から元気な新芽を見せてくれています。
その中でも、この『西海錦』は「赤芽蘭」らしいきれいな赤い袴から曙の新芽を見せてくれて可愛いのです。
そのうえ花は見事な白花(素心と言う意味ではなく文字通り白い花弁の花)を見せてくれる、実に臈長けた印象の蘭でお気に入りの品種の一つなのです。
鉢物として人前に出せるように成るにはやはり4・5年は掛かるでしょうが、もう一つお気に入りの「天草小蘭」の『天草』と並んで葉芸も花も素敵な品種なので、楽しみながら仕立てて行きましょう。(*^▽^*)*☆ガンバ☆♪
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