宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

エビネが満開

2020年05月14日 | 植物系

写真:黄海老根(キエビネ & ホトトギス)


写真:地海老根(ジエビネ & 覆輪チゴユリ・斑入りフキ)

庭に地植えしてあるエビネたちも満開を迎えてきています。
キエビネはかなり昔に草友から頂いた株で、何もしないで放ってあるのですが元気に毎年花を見せてくれています。

ジエビネは10年ほど前だったかと思うのですが、石巻方面の山で春蘭を探索していた時にたまたま目に入ったので連れてきた株です。
人間の営みなので仕方の無い事ですが、春蘭などを探して回ったこの辺の山も今ではほぼ住宅地に変わってしまいました。
次に出てくるサクラソウの生息地も同じく住宅地に…。

無論、どこぞのおばはん達のように“環境破壊がぁ~”等と喚く気は全く有りませんが、ド~っと一律に削るのではなくもう少し自然に優しい造成は出来ぬのだろうかと、自分勝手ながらちょっと思ったりしています。
(*^^)v





写真:桜草(野生種)(腕が悪い?のでかなり紫がかって見えています)

これは私が住まいする住宅団地の一角で採取しました。
採取したところは谷の様に成っており、下が湿地でその脇の斜面に群生していたのです。
ところがある日そんな桜草が激減し、谷の上方にちらほら残る程度になってしまったのです。
近くの方の話では業者のように見える者が大量に掘り取って行ったのだとか…。
まあまだ残っている花を数年また楽しんでいたのですが、今度はこの湿地の水脈を断って造成するという計画を耳にしたのでした。
事ここに至っては桜草は生育できなくなりますので、何とか手の届く所の数株を我が家に連れ帰ったのでした。
今では、ここが元湿地で各種のトンボが飛び回り東北サンショウウオが泳ぎ、そして桜草が咲き乱れていたと言う事が想像もつかなくなってしまいました。
でも、ここの桜草は草友の方々のお陰で「桜草:寺岡」として桜草愛好家の方々によって育てて頂いています。
ちょっと嬉しい。
(*^^*)





写真:蘭棚

元はドアの外側の温室スペースに置いてあったのですが温室内には1台のみを残し、1台を整理。
残りの1台を室内に持ってきたのです。
数年前に春蘭をかなり縮小してしまったので蘭棚の整理をしようと春蘭用の蘭棚は1台にまとめ、寒蘭用にはこれも1台としたのでした。
この部屋は天窓も有るので以前から寒蘭の大鉢を置いていたのですが、この際寒蘭はまとめてこの部屋に入れたと言う事です。
この蘭棚は金属パイプを組み合わせて作り、1台で60鉢前後を置く事が出来るのです。
ところが金属パイプで作ってあるので室内に置くにはちょっと武骨な印象。
と言う事でカミさんが手持ちのレースカーテンを持ってきて蘭棚の周りを覆ってくれたのです。
おぉ~、ゴージャス!(*^^)v
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