When I Dream

~気侭な戯言日記~

levie母の2度目の救急車

2018-11-02 23:45:20 | 医療/介護/病院ネタ
本日17時半頃…、それは突然起きた。ダイニングテーブルで車椅子に座って、いつものように工作に夢中になっていたlevie母で、levieはその傍らで夕飯のおかずを料理している最中の事だった。…あ~っ!?…というlevie妹の少し慌てたようなトーンの一声で振り返ると…、部分的に真っ赤に染まった丸まったティッシュがlevie母の掌にあり、毛糸で編まれたちゃんちゃんこの胸元あたりにも、血の滴った後が複数あった。少し咳き込んだlevie母が、痰を出そうと口元にティッシュをあてがってから離すと、痰は血が混ざったようにべったりしたモノだった(焦り)…えっ??血痰??…。ティッシュで鼻をかんだlevie母のそのティッシュは鮮やかな真っ赤な血がべったり…。…鼻血??…。levie妹は慌ててlevie母の頭を上に向かせて鼻をティッシュで覆うように押さえてから一旦離してみると、白いティッシュは血で染まり、左の鼻の穴からはツツーっと血が滴り流れてくる。座っている状態で首を後ろに反らせて上を向き続ける姿勢がまだちょっと辛いlevie母は、直ぐに正面に向き直してしまうからティッシュを丸めて鼻の穴に突っ込み、何度も何度も取り替え続けた。そしてlevie母は、血が多く混じった痰をティッシュに吐き出し続けた。この時点では、鼻血なのか喉の出血なのかが解らずで、あっという間に一箱を使いきるような勢いでティッシュが消費されたのだった。

正面を向いているとかなりの出血量のようにも見え、痰も血がべったり混じって吐き続けて、一向に出血が止まる気配は感じられず、昨日行った近所の診療所に電話をして相談してみると、…救急車を呼んで救急隊に見てもらった方がいいかもしれない…という返答だった。levie母もどこから出血しているのかがよく解らないって言ってたけど、頭痛や気持ち悪さ、眩暈や手足の痺れなどは全くなく、何かを食べて喉に刺さったという事もなく、鼻を引っ掻いた事もなく、普通に工作している時に…鼻がなんかムズムズする…と思った直後に、鼻水が垂れてきたと思ってティッシュを手にしたら…、だったそうで…(苦笑)
血を拭った鼻の中も口の中も赤く染まっていて、血が止まらないから救急車を呼んだんだけど、血をサラサラにする薬を飲んでいるせいもあって、血が止まりにくくなっているのかもしれない。座位で正面を向いていると全然止まらなかった出血は、ベッドで横向きに寝かせたら多少落ち着いてきたような感じだったけど、喉に流れ込む血が痰には混ざり続けていた。

救急隊か到着した時にはまだ少し出血は続いてて、救急車に担架で運ばれてから鼻からの出血は止まった。けど、再び出血しても困るし、一応は救急外来で看てもらった方がいいかもねって事で、連れてってもらう事にしたんだけど、耳鼻科の急患は多摩地区では数ヶ所の病院で日替り当番制になっているそうで…。今日は八王子の東海大学病院が一番近いという話だった。府中から八王子ぃ??って思ったけど、まぁ仕方がない。けど、…耳鼻科の準夜帯の医者は恐らくは経験の浅い研修医だよなぁ、大丈夫だろうか…って思ってしまった。
所が八王子東海は拒まれてしまい、それじゃぁっと電話してくれた中野区の病院にも、新宿の東京医大にも拒否されて、信濃町の慶應大学病院へ行く事に…(唖然)何??耳鼻科の急患だとこんな事になるわけ??けどまぁ、耳鼻科系では救急車で運ばれるような緊急性の高い疾患は少ないだろうし、仕方がないというか、こんなモノなんだろう…。←病院側の都合/体制もあるんだろうけど…→ってわけで、慶應大学病院へ。

levie母の2度目の救急車は…、救急隊の見立てはちょっと出血量の多い、止まりにくい…鼻血…という感じで、慶應大学病院の医者も同じだった。どこの大学病院の医者からしても、…鼻血ごときで救急車で来るんじゃねぇよ…かもしれない(爆)けど抗生物質を服用している高齢者で、血が止まりにくい場合には心配にはなるじゃん。鼻の奥の出血で、脳内出血を連想する人もいるかもしれないじゃん。予後の介護をしていたら些細な事でも気になって当然だと思うし、当の本人的にも看てもらって安心したいモノだろうと思った。
耳鼻科の救急車搬送は広い範囲の地域で当番制になってたけど、皮膚科や眼科もそうなのかもしれないなぁ…。東京都内でそんな状態なら、地方へ行ったらもっと大変なのかも…。救急医が常駐しているのは大きな病院だけだと思うけど、総合病院クラスの救急体制や、街中の耳鼻科や眼科、歯科などの個人医院でも急患を受け入れられる体制というのは必要なんじゃないかなぁ??っと思った。大学病院の救急に行くほどじゃないけど、準夜帯や新家帯に、出来れば近所の診療所で看てもらえるならっと思う人は、意外と大勢いるんじゃないかなぁ??

さてlevie母は、診察台に座らされてから受付を済ませたlevieも同席したんだけど、首の揺れと身体のフラフラ感が強くなってしまって処置はちょっと危なげだった。揺れる救急車の中で横になって、甲州街道を30分近くも移動したから疲れちゃったかな…。医者には小脳出血の事とか、後遺症の事も話をしたけど、耳鼻科が専門の研修医にはそうした状態はよく解らないのかも…。←専門外で管轄外だから→車椅子持参で行ったけど、あまり気にされてはいなかったような感じだったな…。←噂通りな感じかもなぁ…
止血は長さが5cmくらいありそうな、厚さ5mmくらいのスポンジ状のモノを鼻に押し込んで、その後に水で濡らすと鼻の中で膨らむモノだったんだけど、それを見るや否や、緊張と恐怖にかられたような~levie母で、けっこう痛がって苦しそうにしていたなぁ。←圧迫止血→で、研修医は3人か4人が入れ替わりで来て、最初に問診してくれた人が処置を施し、別の人が電子カルテに入力し~という風で、まぁ普通な救急外来の対処ではあった。鼻血が日中で、近所の耳鼻科に行っていたとしても、同じような処置になるだろうと思う。

止血の処置だけですぐに診察は終わって帰って来れたけど、医療事務員も含めて、通りで止めたタクシードライバーの方がはるかに丁寧で親切な対応だったな…(微笑)たかが鼻血だけど、もしも小脳絡みだったら怖いから、念の為に受診して一安心できたのは、levie母にとってもよかったぁ。30分も止まらなかったのはさすがにちょっと焦ったけど、まさか、前日にインフルエンザワクチンの注射をした影響って事は…、ないのだろうか…??あったら怖いけど(爆)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 手足の爪のバロメーター | トップ | 今年は受けた健康診断 »

コメントを投稿