When I Dream

~気侭な戯言日記~

箱根:噴火警戒レベル3

2015-07-05 15:45:00 | 理数系/地学、自然科学など
つい先日、依然として活発な箱根の噴火警戒レベルが3に引き上げられた。レベル2が発表された5月上旬の時には、箱根山と大涌谷周辺の半径700mへの立ち入り規制だったけど、今回のレベル3では、半径1kmに拡大されたそう。上の画像で言うと、赤い円の外側の、青の点線から、黄色い円よりもう少し広い範囲への規制に拡大した感じかな。温泉が止まったとか、硫黄臭がするとか、箱根周辺では変化が多くなってきているようだし、注意ではなく、警戒に値するんじゃないだろうか??温泉地だから硫黄の臭いはつきものだろうけど、今まで臭いがさほど気にならなかった地域でも硫黄の臭いが強くなるのは、何らかの異変の範囲が大きくなってきている事を示しているんじゃないかと思う。すぐに大きな噴火にはならないとしても、最悪の事態を想定した対策を急ぐべきかもしれない・・・。

数日前だったかな??twitterで、神奈川県西部から厚木、相模原でも硫黄臭がするという書き込みが多く見られたそうだけど、風に吹かれて広い範囲に飛んで行ったって事かな??だとしたら、かなり凄い臭いが箱根で充満していたって事になるのかなぁ??山体の膨張も止まってないみたいだし、温泉も出なくなったという報告もあるから、レベル3どころの話ではなくなってきているのかも・・・。

一番危惧されるのって、箱根はカルデラ型の火山で、どこから噴煙が上がるか予測ができない所じゃないかなぁ??←そうした記述は火山学者も書いているはず→現在の噴気孔はあらたに3ヶ所見つかったと発表されてるけど、火山性の地震は芦ノ湖の湖尻や仙石原でも観測されているし、どこでどんな異変が起きても不思議はない気もする。レベル4への引き上げも検討されているようだけど、半径2kmで済む話ではないんじゃないかなぁ??地形を考えると、それでは不十分のような気がするなぁ。
もしも火砕流が発生したとして、もっとも可能性が高いのが大涌谷あたりからの発生だとして、上の画像では赤い線と紫色の線で示されているけど、どの斜面を、どの方向へ滑り降りるかなんて予測できないと思うし、複数で発生すると、もしもの際の避難路も問題になると思うし・・・。

かつての噴火では横浜まで火砕流が~ってどこかに書いてあったと思うけど、なかなか想像できない、いや、したくないよね。そんな大規模な噴火が起きたら、小田原や熱海、御殿場だって危険に晒されるって事かもしれないし、富士山にも大きな影響を与えかねないかもしれないし、恐ろしい。
噴煙が、偏西風に乗ってどこまで届くか解らないけど、降灰がかなり広い範囲にまで到達するとしたら、多摩地区にも降るだろうし、今のうちに、念の為に、頑丈なマスクを買っておくべきかなぁ??
沈静化して欲しいとは思っているけど、人知の及ばない自然災害になり得るかもしれないし、箱根町と神奈川県、静岡県には、人命最優先の対策をしっかりと立てて欲しいところだなぁ。

なかなか現実としては考えたくはない事だけど、どう変化していくか解らないし、他人事と思わず、日々の小さな変化に、目と耳を傾けて、多少なりとも備えておく事が大事かもしれないなぁ・・・。

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