陸自撤収だそうで

正式発表は２０日だそうだけど・・・サマワがあるイラク南部のムサンナ県の治安権限移譲が７月中に完了する為に・・・サマワに駐留している陸上自衛隊が撤退する事になったそう・・・取りあえずはまずクウェートに引っ込んで・・・来月帰国するのかな？
とっくに撤収しているオランダ軍に替わって、サマワの治安維持を０５年５月以降は英豪軍が担っていた下で、陸自は道路や病院などの人道的復興支援をしていたわけだけども・・・そう言う整備には終わりはないよね～果たして全面的にイラク人に任せて治安や整備は大丈夫だろうか？
・・・と言う違う側面の問題がそのうちに報道されるようになると思う。

まっサマワを含むムサンナ県の治安権限が英国からイラク政府に移譲される・・・ってのもよく考えるとおかしな話ではあるけれど～結局は米国を始めとする各国の連合軍に侵略されていた事には違いはない。例えそれがフセインを捕まえる為と報復だとしても・・・
オランダが撤退した以後でもイラク国内は不安定で、毎日のようにテロが繰り返されてきた。現在でも“またか”と言うほど新聞に掲載されている。あとは“対立するイラク人同士で解決しろ”と言わんばかりなような気もする。米国的にはイランをどうにかしたいんだろうな～また右へ習えみたいにならなきゃいいけどねぇ・・・
アフガニスタンも今だに不安定だし、イスラム社会にとって米国って本当はどうなんでしょ・・・きっと報道されない事もたくさんあるんだろうし・・・自衛隊の復興支援に関しても地元の人の本音はどうなのか解らないよねぇ・・・日本は米国の舎弟くらいにしか思われていないだろうしさ～

日本政府も２０日に首相と公明党神崎代表の党首会談や、与党連絡会議などを開いてイラク撤収を了承するんだとか・・・首相は記者会見でどんな発言をするだろうねぇ・・・誰がシナリオを用意するんだろう？？陸自だけが撤収で、航空自衛隊はクウェートに駐留して、物資などの輸送活動は継続して行うそうだ。イラクよりは安全なのかもしれないけど、空輸はバクダットも検討しているらしいし・・・飛行ルートが大幅に増えるかもだね。
ん？海上自衛隊ってイラクには行ってないんだっけ？？

でもさ～自衛隊の隊員って本音はどうなのだろう？帰国したいのだろうか？もう少し滞在したいと思っているのだろうか？派遣前は・・・“行きたくて行きたくてしょうがない”って裏話を聞いたけど・・・もちろん絶対に行きたくないと思っている人も隊員の中には大勢いるだろうけど。

戦地／紛争地には派遣せずに・・・震災の復興のためにインドネシアへ支援／派遣するなら国民はあまり文句は言わないだろうねぇ～危険は危険かもしれないけど。意味が全然違うでしょ？

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6/20 追記

サマワでは、陸自の支援活動に感謝する声と・・・なぜ復興の道半ばで帰るのか惜しむ＆不満の声も上がっているそうだ←復興途中じゃ当然かな？→ん？最初は道路整備もしてなかったっけ？陸自が出来ないインフラ整備って書いてあったのを読んだけど・・・？？
支援というのは現地の人と一緒になってやらないと意味がない事だけど、現地の人も参加してたんじゃないのかなぁ？そう言う報道ってほとんど見てないから解らないけど・・・
取りあえず円借款供与が決まった模様で・・・イラク南部のウムカスル港整備、農業の生産性向上を目的としたイラク全土の灌漑、バグダッド郊外の火力発電所改修・・・に充てられるそうだ。

７月中にクウェートに移動した後に帰国と言う筋書きだったみたいだけど、米国の顔色を伺うような意見が出ているそうで、小泉君も言及は避けたッポイ・・・技術を供給するにしてもテロが頻発しているから難しいのかもしれないけど、中途半端で撤退するのは確かにサマワに住む人にとっては“なんでだよ”って事にはなるわな・・・野党は撤収撤収って声高に言うだろうけどさぁ・・・まぁお金もかかるわけだし・・・ここは、米軍のイラク駐留を継続する考えを表明した→アホブッシュ←米国の顔色を伺うしかないのね。