何人かに「Woman」って見てる?って聞くと、
可愛そうすぎるドラマやろ、可愛そうすぎるから見てないわ。
って言われた。
確かに。不幸なうえに病気になって、
これでもかこれでもかと可愛そうな状況が襲い掛かる。
まあ、そうなんだけど。
第3回放送の満島ひかりと田中裕子の
娘と母親の葛藤をぶつけ合うセリフはすごかった。
確かによくある可愛そう物語だし、
ストーリーや登場人物の性格なども
これだけ映画やドラマが作られてきたのだから
ありがちなものではある。
だけど脚本でこれだけ今までとは違った新鮮なものができるんだ。
よくこんなシチュエーションが考えられるものだ。
と感動して見ている。
この脚本家の坂元裕二氏は「最高の離婚」なども手掛けた人だ。
このドラマも新鮮な設定とセリフに面白がって見ていた。
この人の脚本には橋田壽賀子ほどではないが結構長いセリフがある。
内容の濃い長セリフはドラマの質を高めるように思う。
この前の第6回放送分でも
満島ひかりと田中裕子のシーン。
満島ひかりのちょっと上ずった声質が、
女性のひ弱さを感じさているが、
強引に子供を守ろうと自分の母親に迫るシーンは
ひ弱さゆえに、心に秘めた強い母親の意志を際立たせていた。
娘であるその母親を捨てた、実の母親の田中裕子に、
かけがえのない母子の姿をぶつけていくのである。
そこに僕が昔から大好きだった小林薫と2人の子役が
動と静でからんでいる。
娘を捨てた母親も、自分の命が危うい病気を背負った娘である母親も
お互いに深い母子の思いがありながら、
どうしても受け入れあえる接点が持てず、
すれ違い合う愛情が憎しみに近くまで発展した姿が、
肉親のボタンをかけ間違った切なさ、やりきれなさを思う。
可愛そうなドラマを超える感動がある。
キャスティングも素晴らしいと思う。
もちろんこの後は「半沢直樹」と「DOCTORS2」の
理不尽な世界にスーパーな才能と能力でスパッとやっつける。
正義のヒーローものでも楽しまないと身が持たんが。
この暑さ、私はテレビっ子になってしまったのか。
可愛そうすぎるドラマやろ、可愛そうすぎるから見てないわ。
って言われた。
確かに。不幸なうえに病気になって、
これでもかこれでもかと可愛そうな状況が襲い掛かる。
まあ、そうなんだけど。
第3回放送の満島ひかりと田中裕子の
娘と母親の葛藤をぶつけ合うセリフはすごかった。
確かによくある可愛そう物語だし、
ストーリーや登場人物の性格なども
これだけ映画やドラマが作られてきたのだから
ありがちなものではある。
だけど脚本でこれだけ今までとは違った新鮮なものができるんだ。
よくこんなシチュエーションが考えられるものだ。
と感動して見ている。
この脚本家の坂元裕二氏は「最高の離婚」なども手掛けた人だ。
このドラマも新鮮な設定とセリフに面白がって見ていた。
この人の脚本には橋田壽賀子ほどではないが結構長いセリフがある。
内容の濃い長セリフはドラマの質を高めるように思う。
この前の第6回放送分でも
満島ひかりと田中裕子のシーン。
満島ひかりのちょっと上ずった声質が、
女性のひ弱さを感じさているが、
強引に子供を守ろうと自分の母親に迫るシーンは
ひ弱さゆえに、心に秘めた強い母親の意志を際立たせていた。
娘であるその母親を捨てた、実の母親の田中裕子に、
かけがえのない母子の姿をぶつけていくのである。
そこに僕が昔から大好きだった小林薫と2人の子役が
動と静でからんでいる。
娘を捨てた母親も、自分の命が危うい病気を背負った娘である母親も
お互いに深い母子の思いがありながら、
どうしても受け入れあえる接点が持てず、
すれ違い合う愛情が憎しみに近くまで発展した姿が、
肉親のボタンをかけ間違った切なさ、やりきれなさを思う。
可愛そうなドラマを超える感動がある。
キャスティングも素晴らしいと思う。
もちろんこの後は「半沢直樹」と「DOCTORS2」の
理不尽な世界にスーパーな才能と能力でスパッとやっつける。
正義のヒーローものでも楽しまないと身が持たんが。
この暑さ、私はテレビっ子になってしまったのか。