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日本のロボットどうしてるんや。元気出せよ。

2011-10-31 20:28:02 | 自分が思う事、言いたい事!
自動ロボット掃除機の草分け、iRobot社のCEOコリン・アングル氏がインタビューで、
日本のロボット技術は優れているが、売るための「製品」ではない。
日本の企業や研究機関が、非常に高度な技術を持っているという考えには、私も同感だ。しかし、日本の企業や研究機関は、二足歩行したり、走ったりするヒューマノイド型の開発にこだわっているのが気になる。これらは技術的には非常に優れているものの、どちらかと言えばデモ用の技術であり、製品化することに焦点が当てられているように思えない。
また、日本のロボットの多くは収益を得るためのものではなく、他社に対する技術的な優位性を証明する手段、という意味合いが強い。それはマーケティングのためのロボットであって、製品ではない。アイロボットはロボット専業のメーカーとして、売るためのもの、売れるものを作ってきた。それが大きな違いだ。


僕がずっと疑問に思っていることを言ってもらえたような気がする。
ロボット大国などとマスコミはかき立て、日本人として少なからずそんな思いを抱いていたが、
結局、震災でも、原発でも、まして家庭の中で活躍することもなく、
数十年経ったいまも日本の家庭の中に何のかたちも見いだせない。この家庭用掃除機が出た時に、
すぐ日本のメーカーが台頭するだろうと思ったが陰がうすいうすい。

工場内で使われる産業ロボットは世界一だとか、医療ロボット分野では世界トップクラスだとか。
産業として発達したものは家庭用なり、暮らしの中に生きてくるものだが気配さえない。

かって日本の携帯電話は、通信方式においても、端末においても、独自に開発された
先進的技術が採用され、一方海外では水準の低いレベルで欲求があり、標準的な仕様が決まり、
日本が取り残されて発展していく。携帯に関わらず、いろんな分野でガラバコス化なんて言われたが、
そのことは、日本の技術の高さに海外がついて来れないなどとうぬぼれたものだ。
今や高機能のスマートフォンの時代だが、言い訳していた先進的技術の日本は何処にいる。

それがこのロボット産業の中でもあるのではないか。

わかりやすく言えば、日本の産業はどうだ凄い技術だろうと自慢しているだけではないのか。
製品を作る上でアイデアは出ても、
一番重要なのはそれを製品にコスト的にも技術的にも転化出来るかどうかと言うことだと思う。
そこが一番難しく、ホンダにしろソニーにしろクリアして発展したのではないか。

その難しい部分に関わりを持たず、好き勝手にものを作って喜んでいるのが
日本のロボット技術なのではないか。つまり、日本のロボット技術は
単なるアイデアだけを具体化した見せ物でしかないのだろう。
どこかの学校の研究発表の延長戦みたいなものなのだろう。

ホンダもソニーも創業者が生きていれば、出来ないとあきらめず、
日本の明日をになう製品を作らせていたと思う。

コリン・アングル氏はiRobot社の掃除ロボット「ルンバ」に続き、
風呂掃除をするロボット、洗濯物をたたんでくれるロボット、芝刈りロボットなど、
こうした分野において、ロボットを進化させていきたいと考えている。
さらに家が家自身をメンテナンスするような仕組みを、ロボットによって構築したい。
そうすれば、その家の住人が家事から解き放たれる。これが家庭用ロボットの未来像だという。

まさに、子供の頃見たアメリカアニメ「宇宙家族」だ。
子供ながらこんなの無理無理、なんていいつつ憧れて見ていたが。
やっぱり開発者は夢を見ないと、夢を追わないと実現しない。
各国学校アンケート、日本の子供たちに夢がないと出ていたような気がする。
(たのむで学校教育、夢を追う子供たちを育ててよ)

良いか悪いかは別にして、ロボット(機械)は本来、人の生活に関わるべきものだ。
それが日本にないのではないか。

 無断拝借すみません。


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