あけましておめでとうございます in野北

みなさん、あけましておめでとうございます。
いいお天気！今年は初日をご覧になった方も多いことでしょう。
明るい空を見上げて、素敵な一年の予感です。

さて、このブログをずっと見てくださってる皆さんにはもう恒例です。
お正月の大漁旗です！野北の漁港の風景です。



とりあえず、野北についてすぐまずは一枚。

それからお寺さんや納骨堂などお正月のご挨拶をして
ゆっくり撮影・・・
と、一番なじみのある場所から・・・



小さな漁港ですが、わたしにとっては最愛の風景、最愛の場所です。
今年は旗がたくさんでうれしくてうれしくて撮りまくっていたら
若いお嬢さんが、写真撮りましょうかと、声をかけてくれました。
いつもなら旗の写真だけですが、今年は母と一緒に旗をバックに撮りました。
あ、それはアップしませんけど(^^ゞ

「今年は久しぶりに旗が立てれたんですよ。
　このところずっとお正月は風が強くてなかなか立てれず・・・」
「そうでしょ！！！今日はこんなに多くてうれしくて・・・」

なんて、その若いお嬢さんとお話して・・・
お礼を言って別れたものの、どちらのお嬢さんだったのかなぁと
尋ねればよかったと思っていたら・・・

「あれ？○△さんやない？！おめでとぉーございますーっ！！」

遠くから近寄ってくる姿は、二軒隣りの「おにーちゃん」
正確に言うと、父の一番下の妹の同級生になる方ですが、
近所なので、祖父や叔父がいた頃もずっと親しくしていただいてました。
でもって私がちびの頃は「近所のおにーちゃん」だったわけで(^^ゞ
今もりっぱな大きなお船を持つ漁師さんです。

「誰の写真ばとってやりよーとかと思ったら」
「ええええ？ってことは今の・・・」
「あ、うちの娘たい」

きゃーきゃーそうなんだ、だから、あの大漁旗の話題が出るよね、
りっぱな漁師さんのおうちのお嬢さんだからね！

父が亡くなって、もう４０年以上経ちます。

変わらず、お声をかけてくれて本当にうれしいです。

昨年はやはりこの頃遊んでもらっていた「おにーちゃん」と
ｆａｃｅｂｏｏｋで「おともだち」になりました。
私にとってはこの場所が父そのものです。
父と過ごしたわずか９年のうち、６年、父は闘病生活でした。
闘病生活が始まる前のほんの１年、野北に住んだだけですが、
今の実家に移り住んだ後も、夏休みの海、年末の餅つき、お彼岸・・・
祖父の住むこの場所に父と一緒に訪れたこと、
そこばかりがクローズアップされてしまって(^^ゞ
この場所が父そのものです。父は病気でまっしろでしたから
赤銅色のかっこいい漁師さんたちとは全然違うのですけどね(^^ゞ


野北の神社、「須賀神社」にお参りに行ったら
父のことを覚えていてくださる方にお会いしました。

４０年と云う年月は、この場所に来ると、本をめくるように
ぱらぱらと戻っていきます。
本当にありがたいことです。帰る場所があるって本当にありがたい。

今年はなんだか、とーってもいい年になるわっ！って気がしたのでした（*^_^*）
かなりうれしい！というわけで、よい年のスタートです(^^)v
みなさんどうぞ、今年もよろしくお願いします。