「テクマクマヤコン」のコンパクトは宝ものでした。
プラスチックでしたけどね・・・表はきらきら
と細工がしてあって
こどもにとってはやはり、魔法のコンパクトでした
。
例にもれず、コンパクトを買ってもらったちびの私は、うれしくてたまりません。
さて、何に変身しようか。決して誰にも見られてはいけません。
大事なコンパクトの魔法の力が失われてしまいますので・・・。
アッコちゃんは連載漫画というより、テレビアニメに夢中になりました。
♪そいつの前では女の子、つーんとおすましそれはなぁに
それは鏡、鏡の中から ツンツンツン
シンデレラ姫があらわれた ツンツンツン
それはだぁれ? それはひみつ、ひみつ、ひみつ
ひみつのアッコちゃん
今歌うと、わけのわからない歌詞ですが、よく歌ってました。
さて、魔法のコンパクトの威力を確かめたくてしようがありません。
誰もいない部屋、あたりをみまわして侵入。
それだけじゃ不安だから・・・そうだ、カーテンだ!
カーテンにくるまってどきどきしながらコンパクトを開けました。
鏡に映る自分の顔をじっとみつめて
「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン・・・・」
襖があいて母、「なんしようと?」
私の宝物の魔法が失われたのはまぎれもなく母のせいです。
母があの時、襖さえ開けなければ、わたしはひみつのアッコちゃん同様、
コンパクトの魔法に包まれていたはずです。
しばらくその妙なタイミングを発揮した母をうらみました
。
母に見られて悲しかったけど恥ずかしいと思った記憶がないところをみると
よほど小さいときだったのか、よほどの空想娘だったのか・・・
忘れられない出来事です
はじめて覚えた落書きはニャロメでした。
赤塚漫画は物心ついた時からずっとずっと身近なものでした。
赤塚不二夫先生のご冥福を心からお祈りします。
プラスチックでしたけどね・・・表はきらきら
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こどもにとってはやはり、魔法のコンパクトでした
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例にもれず、コンパクトを買ってもらったちびの私は、うれしくてたまりません。
さて、何に変身しようか。決して誰にも見られてはいけません。
大事なコンパクトの魔法の力が失われてしまいますので・・・。
アッコちゃんは連載漫画というより、テレビアニメに夢中になりました。
♪そいつの前では女の子、つーんとおすましそれはなぁに
それは鏡、鏡の中から ツンツンツン
シンデレラ姫があらわれた ツンツンツン
それはだぁれ? それはひみつ、ひみつ、ひみつ
ひみつのアッコちゃん

今歌うと、わけのわからない歌詞ですが、よく歌ってました。
さて、魔法のコンパクトの威力を確かめたくてしようがありません。
誰もいない部屋、あたりをみまわして侵入。
それだけじゃ不安だから・・・そうだ、カーテンだ!
カーテンにくるまってどきどきしながらコンパクトを開けました。
鏡に映る自分の顔をじっとみつめて
「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン・・・・」

襖があいて母、「なんしようと?」

私の宝物の魔法が失われたのはまぎれもなく母のせいです。
母があの時、襖さえ開けなければ、わたしはひみつのアッコちゃん同様、
コンパクトの魔法に包まれていたはずです。
しばらくその妙なタイミングを発揮した母をうらみました

母に見られて悲しかったけど恥ずかしいと思った記憶がないところをみると
よほど小さいときだったのか、よほどの空想娘だったのか・・・
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忘れられない出来事です

はじめて覚えた落書きはニャロメでした。
赤塚漫画は物心ついた時からずっとずっと身近なものでした。
赤塚不二夫先生のご冥福を心からお祈りします。
表はキラキラの飾り絵の模様で金の鎖が付いていて、、、他のお友達のよりちょっと大きいサイズだったのも嬉しかった。
一人っ子の私はアッコちゃんになりきってよく遊んでたっけ
鏡がはずれたり絵がはずれたりしても何度も当時の強力接着剤、黄色いボンドで修理して大切に使っていました。
あの赤いコンパクト、時々ふと思い出すときがあります、懐かしいな~
あの漫画、赤塚不二夫先生の漫画だったんですよね。昔は楽しくて夢のあるテレビアニメ、たくさんあったのに今は子供に「この漫画は見ちゃだめ!」と言って選んで見せてる私、ちょっと悲しくなります。でも赤塚先生は「これでいいのだ~」と天国でお酒を浴びながら笑っているかも。
不二夫くん、、、私が中学生の時好きだった男の子の名前と同じというおまけ付きの話題でした。
魔法使いブームだったから、きっといつか魔法使いになれるって
みんな信じてた・・・平和な田舎の子供だ
魔法使いサリーちゃん、魔法のマコちゃん、魔女っ子メグちゃん・・・
いい時代でした。