究極の楽しみ(^_-)-☆

「あーぁもうあと一回になっちゃったぁーっ！」

今週のレッスンの後のみなさんの一言。
はい、来週のレッスンが仕上げです。いよいよになりましたねー！

緊張する緊張する！といいながら一曲に真剣に向かう姿勢は迫力！
すごいなぁ、すごいなぁ・・・といいながら
実は私はこの発表会前の半月ほどが楽しくてたまらない時間です。

ここでもお話したことがありますが
レッスンの楽しみは「想定外」がたくさん起こることです。
それはもしかしたら、大人のほうがね、多いと思います。

こうして、こうやって・・・とレッスンしてるときは
もちろん、こういうふうになるだろうって予測しながらしてるわけですが
レッスンの場合、それを形にして下さるのはみなさん方です。
そうするとね、それが思う以上の結果や、
思いもしないことに発展してたりするのですね。
それこそ、レッスンの醍醐味！

ライブや制作にももちろん、いろんな発見はあるけど
やっぱり、自分の結果の部分が大きい。

でも、レッスンはみなさんがどんどん発展させてくれる。
えーそんなことできるの！？とか
えーそんなこと気がつくんだ！なんて具合です。
このびっくりが楽しいのです。

まぁ、およそ、ご本人は自然でそれほど意識してないことが多いから
私が一方的に驚いてたりするわけですけど^_^;

このびっくりが一番たくさん押し寄せてくるのがこの半月です。

音が柔らかくなったり、とても安定した演奏だったり
いつの間にこんなことになったんだろう・・・って
歌や演奏を聴きながら、にやにやしてしまいます(^_^;)

「先生、この音はもっとやさしいほうがいい？
　もっと強くてはくりょくがあったほうがいい？」
なんて質問がくるのもこの時期ならでは。

「ドとファってにてますよねー、いっつもまちがえる！」
って、こないだまでそんな会話してたのになぁ・・・
なぁんて思わず胸が熱くなったりしたりして^_^;

指の練習をまじめに・・・なんていうのもね、今だからね(^_^;)


みなさん方にとっては日々の積み重ねで、みえにくいと思いますが
たかが一週間、されど一週間、ほんの一週間で、別人のように
いきいきとした音楽になっていることは珍しいことではありません。

そしてそれは10年、20年と続いていればなおのこと
ますますこちらの思う以上のことが起こります。

何かをするとき、例えばものを作る人はそれを買って使い人が相手で
たいてい、やっぱり人が相手です。
でも、レッスンはその相手がもう目の前で、いつもほらねほらねって
リアクションしてくれる。だからね、楽しみがわかりやすい。
みなさんのほらね、が聴こえるたび、
いやいやこれだからやめられない・・・(^_^;)って思うわけです。


おかげさまで、今週はにやにやにやけっぱなしの一週間でした(*^^)v
来週もきっとそうです。

１６日の本番に向けて、みなさんは緊張で顔がひきつってても
わたしはますますにやにやの一週間になりそうです。
たのしいったのしいっ！
夜間飛行の胡桃のピアノが待ってます(^_-)-☆