昨日までTさんと車の話をしていた。
家族が増えるにつれて好きな車を買えなくなっていく寂しさとか、中古車買い取り業者に売った車の行方とか、中東の人々が好みそうな車種や車の色とか、週末のドライブとか、車庫入れとか…。
ごくふつうの車の話だった。
そして私は定時に仕事を終え、帰宅した。
夜、Tさんは残業がてら私にメールを送ってくれていたのだが、私がそのメールを開いたのは当然だけど次の日の朝。
モニターに燦然と映し出されたそのメッセージ。
「リカコさんちも早く車を買いましょう!車の中はキュウクツだけど、なかなか燃えるものです」
って…、そんなメールを朝っぱらから読ませられるこっちの身にもなってくれ…。
だけど、こっちも徹夜明けでハイになっていたので「おはようございます」に続けて暴走してやった。
「車って、外から丸見えなのに、どうやってするんですか?」
「それはですね、人のいないところに行くんですよ」
む、朝からこんな会話をしても全然動じないんだこの人。
「人のいないところって、たとえば山奥とかですか?」
「ま、そこまで行かなくても、どこか遠くかな。」
「遠くの土地であれば、覗かれちゃってもいいんですか?」
「うーん、べつに車の中で必ずヤる必要もないんですよ。車を降りて、どこかに入ればいいワケだし」
「それって、ご休憩ってやつですか?」
「もしかしてリカコさんはそういう経験がないの?」
「私、今まで、車を持っているカレシなんていなかったんです、っていうか、カレシ自体そんなにたくさんいたわけじゃないし…。ふーん、デートでドライブって、運転しながらおしゃべりするだけじゃないんですね」
って、どうよ?今日びこんな昭和生まれの女が存在するのかね。
でも、ものすごく純情ぶってTさんを煙に巻くのがなかなか楽しいことに気づいてしまったので、今後はそういう路線で行こう!と思ってしまったのである。
家族が増えるにつれて好きな車を買えなくなっていく寂しさとか、中古車買い取り業者に売った車の行方とか、中東の人々が好みそうな車種や車の色とか、週末のドライブとか、車庫入れとか…。
ごくふつうの車の話だった。
そして私は定時に仕事を終え、帰宅した。
夜、Tさんは残業がてら私にメールを送ってくれていたのだが、私がそのメールを開いたのは当然だけど次の日の朝。
モニターに燦然と映し出されたそのメッセージ。
「リカコさんちも早く車を買いましょう!車の中はキュウクツだけど、なかなか燃えるものです」
って…、そんなメールを朝っぱらから読ませられるこっちの身にもなってくれ…。
だけど、こっちも徹夜明けでハイになっていたので「おはようございます」に続けて暴走してやった。
「車って、外から丸見えなのに、どうやってするんですか?」
「それはですね、人のいないところに行くんですよ」
む、朝からこんな会話をしても全然動じないんだこの人。
「人のいないところって、たとえば山奥とかですか?」
「ま、そこまで行かなくても、どこか遠くかな。」
「遠くの土地であれば、覗かれちゃってもいいんですか?」
「うーん、べつに車の中で必ずヤる必要もないんですよ。車を降りて、どこかに入ればいいワケだし」
「それって、ご休憩ってやつですか?」
「もしかしてリカコさんはそういう経験がないの?」
「私、今まで、車を持っているカレシなんていなかったんです、っていうか、カレシ自体そんなにたくさんいたわけじゃないし…。ふーん、デートでドライブって、運転しながらおしゃべりするだけじゃないんですね」
って、どうよ?今日びこんな昭和生まれの女が存在するのかね。
でも、ものすごく純情ぶってTさんを煙に巻くのがなかなか楽しいことに気づいてしまったので、今後はそういう路線で行こう!と思ってしまったのである。