リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

理系本に走る

2009-05-22 10:49:36 | 日記
清水義範が書いて、西原理恵子がマンガでちゃちゃを入れるの算数の本がなかなか面白くてしかもぎりぎり理解できたので、次に理科の本を読んでみたらこれまた喫茶店でカレに慣性の法則について説明してしまえるほどわかりやすくて面白かった。

これで調子に乗って、小説を脇において理系本に手をのばしていくのだけど、まず、竹内久美子の『遺伝子が解く!男の指のひみつ』という本は最初から最後までとてもアカデミックな下ネタという感じであっと言う間に読み終わってしまった。けっこう昔に出版されてるけど、バカだった学生時代にこの本に出会わなくてほんとうによかった。出会ってたら今ごろ平凡だけど幸せな結婚なんてできてなかったと思う、マジで。私バカだからさ。

その次に手にとったのは、清水義範の理科本の続編『もっとおもしろくても理科』。これは第一弾のわかりやすいのとはうってかわり、中盤のビッグバンの辺りでどうにも頭に入ってこなくなって読み終わるのに1ヶ月以上かかってしまった。半分理解できたかな、でももう一度読み直して理解を深めようとは思えない。
そして、松田保の『キリンの血圧はなぜ高い ――血液学最前線――』という本が駄目押しで、あーもう理系本はこりごり…って思った。
あのね、たしかに面白い内容なんです。医学だけじゃなくてシェイクスピアや菅原道長やいろんな映画の話が出てきて、へぇーこの人いろんなことに意識が向いてて医学に関連させるのが上手いんだなとは思うんだけど、「血の中のPAI-1の量の多い例はt-PAやウロキナーゼによる血栓溶解療法が効きにくく、また血の中の脂質の一種であるトリグリセライドが高いことは動脈硬化にとって都合が悪いが、トリグリセライドが高いとPAI-1も高くなる」なんて文章が連なってるとなんていうかあのもうどうでもいいんですが、って思ってしまう。


あー、なんかいいミステリー読みたいよぉ。