Gの魂

GEN的男学の咆哮

GEN的減量反対論

2020-01-26 | こんな事考えてる

身体を変えるには運動以上に食事の影響力の方が高いと言われますが。

経験上まぁその通りかと思います。

 

ぼくは長らくボクシングという階級制の競技に携わっていたゆえ、

体重コントロールと戦闘能力の両立には随分と悩まされました。

 

いったい何をどのくらい食べたら良いのだろう。

・・・と散々悩んだ10代後半。

当時はまだ今の栄養学や運動理論は認知されていません。

ふた言目には根性見せろ、と怒鳴られた時代です。

 

 

時は経ち、過去の常識は現代の非常識になりました。

 

 

今でも忘れません、高校1年の時のボクシング部夏の校内合宿。

合宿最終日はすべての練習後、打ち上げはバーべキュー大会でした。

でもぼくは夕方の練習中、先生から左ジャブの撃ち方を何度もダメ出しされまして。

結局全体練習の終了後、ぼく1人だけが居残り練習を命じられたんです。

鏡に向かって1人でずっとジャブを撃っていろと。

 

 

誰もいなくなった道場の鏡の前で1人延々とジャブを撃ち続けました。

でもすぐに三角筋の酷使で左腕が上がらなくなってきました。

やめるのは簡単です、道場はもう誰も居ないし見てませんから。

だけどこっちも意地になってますからやめませんでした。

自分だけ取り残されたのが凄く悔しかったんです。

 

 

みるみるうちに足元は水たまりのような汗。

日は落ちてきて薄暗くなり、1階の食堂からはバーベキューの匂いがしてきました。

ちなみにぼくがいるボクシング道場は3階です。

関係ないけど2階は野球部の寮です。

ごー!ごー!つ・つ・ごー!(←まだ生まれてない)

 

 

こうなったら肩がちぎれても撃ち続けてやると。

誰かが迎えにくるまで絶対にやめてやるもんかと。

気持ちだけで鏡に向かって延々とジャブを撃ち続けました。

 

 

 

で、結局最後は

 

 

どうなったか忘れました。 (^o^)ゞ

いや、ホントに覚えてないんですよね~。

 

誰か部員が迎えに来たんだろうなとは思います、自分から折れた記憶がないので。

結局その後、バーベキューに合流したのは確かですが。。。

もう参加したくもなかったんですけどね。

でもたぶん体力と空腹が限界を超えていたんだと思います。

 

 

あの1人居残りさせられた時間はいまだ鮮明に覚えてるんですよ。

しかもバーベキュー置き去りですから特に。笑

でもおかげさまで秋の新人戦にはジャブがビュンビュン出るようになりました。

 

 

食事制限なんて生理的苦痛ですよ。

何の意味があるのか、って話で。

 

だからボクシングの減量には反対です。

そもそもそれでは階級制の意味がありませんから。

 

ま・・・いいんですけどね、もう。

 

さて今週も。

 

 

押忍

コメント (2)