copyright (c)ぴーきん
絵じゃないかぐるーぷ
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「
3000人が1日に、どっと押し寄せ後は閑古鳥。
よりも、
100人が30日間ひきも切らずだらだらと路歩きなどに。
「左琴」「右書」ならぬ古書・新書に導かれて、
あなただけのピンポイント地方めぐりを!
」 「左琴」(万葉集巻五参照) (c)ちふ・ぴーきん
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・薬師寺と、「の」を三十一音の歌
「
ゆ ひと
逝く秋の やまとの国の 薬師寺の 塔のうへなる 一ひらの雲
・・・
東塔を詠った信綱のこの短歌は「の」の繰り返しの手法によって、
万葉調のおおらかで、のびやかな作風が生まれている。
好胤がそのことを信綱に話すと、
「『の』が多くて恥かしいけれども、和歌の道では「『の』はいくら
使ってもよいことになっているんですよ」
と信綱は語り、「の」を三十一音つらねた歌を教えてくれたという
(高田好胤「『愛に始まる』)。
」
(行換え等、筆者)
どなたか、ご存知の方、
「の」三十一音の歌、
どういう歌なのか、
コメント欄にて、
お教え願えればありがたいです。
(傘;傘;)
この項おわり
註;
・信綱は、佐々木信綱氏
・この短歌は、『新月』 (明治四十五年)所収とのこと。