copyright (c)ぴーきん
絵じゃないかぐるーぷ
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「
3000人が1日に、どっと押し寄せ後は閑古鳥。
よりも、
100人が30日間ひきも切らずだらだらと路歩きなどに。
「左琴」「右書」ならぬ古書・新書に導かれて、
あなただけのピンポイント地方めぐりを!
」 「左琴」(万葉集巻五参照) (c)ちふ・ぴーきん
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・北山のろいの木
いまどき、のろいなどとは思うが、
北山の手力雄神社の大きい樫の木が
のろいをかけた木だといわれている
との事である。
神社は、高い石段の上にあり、
拝殿前の広場の南側にある、
直径1.2mほどの木で、
幹には、「丑の刻まいり」の名残か、
昔の古い釘がたくさん打ち込まれているという。
丑の刻まいりとは
丑の刻(午前2時ころ)に、
頭に鉄輪(火ばちにヤカンをのせる時に
使う三徳のこと)の三本の足に、
ろうそくを三本たて、それに
火をともし、顔を紅で染め、
身には白い衣をまとい、
胸にかがみをつり、素足で、
手には夫のわら人形と、
釘、かなづちを持って、
人にみられないように
おまいりをする。
わら人形には1日に1本ずつ
打ち込み、7日間つづけるのである。
北山は多武峰の北西にあり、
多武峰には、談山神社があります。
注)
「
談山 (「奈良県磯城郡誌」より)
多武峯村の南端にあり、山勢崇高にして山中より良材を出す。
半腹に別格官幣社談山神社を祀る、結構荘厳にして彼の日光
東照宮は、範をここに採りたるものなりといふ、加ふるに
老樹鬱蒼日光を遮り、其山腹を流るる寺川は溶溶且走り且止まり
景致賞すへし。
」
(本文と一部、未登録字体等のため違いあり)
この項おわり