copyright (c)ぴーきん
絵じゃないかぐるーぷ
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「
3000人が1日に、どっと押し寄せ後は閑古鳥。
よりも、
100人が30日間ひきも切らずだらだらと路歩きなどに。
「左琴」「右書」ならぬ古書・新書に導かれて、
あなただけのピンポイント地方めぐりを!
」 「左琴」(万葉集巻五参照) (c)ちふ・ぴーきん
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* 寺川の相合橋
寺川の橋に相合橋というのがあります。
大仏供(だいぶく)橋の一つ上流の橋です。
万葉集No・2644の
『
小墾田の板田の橋の壊(こぼ)れなば
桁より行かむな恋ひそ吾妹(わぎも)
「萬葉集 三」(岩波書店)
(行換え、旧字など、一部違いあり)
』
橋そのものは、風情に乏しいですが、
橋名は和歌のイメージを十分
満たしてくれるものと思われます。
注)
「
寺川
源を談山(多武峯村大字鹿路より発し多武峯村の中央を北流し、
更に西北に屈折して櫻井町の南部を西に流れ城島村川合に出て
粟原川を合せ大福・耳成二村を西流し耳成村大字十市に於て
高市郡より来る米川を合せ耳成・多の村界を北流し更に川東村と
田原本・都・三宅との境を北に流れ川西村に入り更に西北に流れて
結崎・梅戸を過き、吐田に至りて大和川に合す
其流域延長五里二十丁なり。
」
「奈良県磯城郡誌」より (本文と一部、未登録字体等のため違いあり)
この項おわり