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ガンプラステップアップ(3)-HGファルシア作成【工作編(その2)】

2012年06月13日 18時26分45秒 | ガンプラステップアップ

いよいよ、本格的に工作に移ります。
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【2日目】
まず、手際良く工作するためのポイントです。覚えていて貰いたいのはこれです。

★接着剤は乾くのに時間が掛かる。最低でも2日は待つ。

まあ、改めて言うまでもない基本中の基本です。何が言いたいかと言うと、「無計画に接着~乾燥を繰り返しているとどんどん時間が経ってしまう」という、これまた当たり前の話なのですが・・・。となると、

★ある程度まとめて接着してしまえば、待ち時間が短縮出来る。

という結論が出てくると思います。

1日目にどんな作業を行なうか決めることが出来れば、手際の良い作業が出来るようになります。実際は私がやった作業手順よりも効率の良い順序もあると思いますし、中々手順が思い浮かばないことがあると思います。(私もよくありますし、手が進まないこともままあります。)

これを克服するには経験しかないと思います。今回の「ステップアップ(3)」や模型雑誌の作例などを参考にして、何度でも挑戦してください。

(途中で方針変更という事態も往々にしてありますし。)

まあ、普通の接着剤を使わずに瞬間接着剤のみで作業するという手もありますが、それは別のお話ということで。

ということで、2日目の作業に入ります。

2日目では、各部の後ハメ加工、合わせ目消しの為の接着をメインに行ないたいと思います。

まずは肩パーツと接続する、胴体側の黒いパーツの後ハメ加工から。

Imgp2433

写真の左側が加工後で右側が加工前です。胴体にはめ込むための耳を削り落とすだけで大丈夫です。

続いて、太ももの後ハメ加工です。少々悩むかもしれません。

Imgp2434

股関節部分の黒いパーツは黄色の線の面で接着、ヒザ関節のパーツは青線の面で接着したらそさそうです。

ヒザ関節パーツは黄色で股関節のパーツと接着しても良いですが、ヒザはABSで出来ているので、その場合は瞬間接着剤で接着しましょう。私は瞬間接着剤を使ったときに白化すると嫌なので普通の接着剤を使う方法を選択しました。

Imgp2435

まずは、股関節のパーツを加工しますが、太ももにはめ込むピンを切り落とすだけで大丈夫でした。

Imgp2437

続いて、膝関節の後ハメ加工です。

基本的にはめ込み用のピンを切り落とすだけで後からはめ込むことができますが、そのままでは普通の接着剤では接着できなくなってしまいますので、肉抜き用にくぼんでいるところがありますので、そこにプラバンを瞬間接着剤で埋め込んでいます。

途中の写真を撮り忘れていましたので、似たような作業をした肘関節の穴埋めを参考にしてください。

Imgp2441 Imgp2444

肘関節の穴埋め作業です。ヒザ関節のプラバン埋め込みと全く同じ手順です。

まず、左側の写真のように適当な大きさに切ったプラバンを穴に入れて行きます。大体穴が埋まったら瞬間接着剤を流し込んで、固まるのを暫く待ちます。

そして、固まったらヤスリで平らに仕上げます。この時、紙ヤスリに当て木をしてやると綺麗に仕上がります。

また、瞬間接着剤は硬いのでヤスリは#240⇒#400⇒#800の順で掛けてやると作業が早いです。

Imgp2455

次は肩の後ハメ加工です。これも、少々悩むところですが、ホビージャパンに加工例が掲載されていましたので同じ様に加工しています。

穴を切り欠いて、軸側に2つの平行な面を作るように少々削るだけです。

これで、後ハメ加工は終了です。なお、加工後はちゃんと組み付けられることを確認しましょう。

さて、後は合わせ目を消すための接着作業なのですが、スネパーツと肩パーツの接着をするときに一仕事入れます。

Imgp2449 Imgp2451

肩パーツも同じ様な作業をしますので、肩パーツの説明は省きます。

そうそう、これはホビージャパンの作例とは使っている材料が違いますので、好みのやり方でやってください。(ホビージャパンではウェーブの「黒い瞬間接着剤」を使用していますが、私は「プラバン」を使用します。)

まず、何をしているかという説明から。

スネ部分はデザイン画では前面が尖っています(説明書を参照)が、プラモでは安全上の問題から平らになっています。そこで、「ヴェイガン機は平らなスネよりも尖っているスネの方が格好良いよねぇ~。見る人もそれを望んでいるだろうし。」という考証の結果、スネの前面を尖らせるための下準備です。

では作業に移ります。

まず、ヤスリでプラバンを貼り付ける面を平らに仕上げます。続いて適当な大きさに切った0.5mm厚のプラバンを2枚用意して、スネの前面に貼り付けます。

この時、プラバンは多少はみ出すくらいの大きさのものを用意します。また、スネ部分は湾曲していますので、曲げやすい0.5mm厚のものを使用しています。

Imgp2493

なお、プラバンは指で適当に曲げて癖を付けてから貼り付けると良いでしょう。

肩パーツは付け根付近が面取りされているのでそこも同じ様に処理しますが、曲率がきついので前側⇒後側と2回に分けて作業する事にしました。(黒い瞬間接着剤やパテを使えば1回で済みます)

残りは合わせ目を消すための接着をして、2日目の作業は終了です。下の写真が、作業した部品です。(股関節パーツと胴体の肩関節付け根のパーツが入っていませんでした・・・)

作業量としては半日も掛からないと思います。

Imgp2457

なお、バックパックの羽やヒレ部分は後日様子を見ながら作業するかということで接着しただけです。


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