日航の副操縦士がリストラされると騒いでいるが、こういう特殊技能の持ち主がリストラされるのは初めてのことではないのに少し騒ぎすぎだ。
いまはグラフィックデザインはパソコンでするのが当然ということになっているが、pochiが現役だった時代はデザイナーは手作業で行っていた。直線を引くことに誇りを持っていた職人気質の人も多かった。それがマックが導入されることになり、一気にベテランと新人の区分が激減してしまった。知り合いのデザイナーが必死でイラストレイターなどのマックの使い方を練習していたことを思い出す。しかも、ソフトが高くバージョンアップなどが頻繁にあり、個人のデザイナーは設備投資の借金に追われていた人も少なくなかったし、廃業した人も多かった。
それ以前には写植屋という仕事があった。本や雑誌を作るには必須の作業で、急ぎの作業工賃は結構高かった。知っている範囲で30年ぐらい前でB5判1ページ、一晩で上げて1万円請求されたことがある。そこは、チームの一員だった大日本印刷の担当者に紹介されたところでそうした急ぎの仕事を専門的にやっているところだった。翌日が某社に提出する原稿の納期だったためである。24P依頼して24万円だったわけである。
しかし、そういう仕事もソフトの出現で消えてしまった。当時、飲み屋で知り合った人たちが写植屋の人たちで、pochiが少ないケースで原稿をテキストでもらい、パソコンで読み取り、字数や行数等を計算していることもあるなどと話したら、そういうことが私たちの敵だなどと冗談めかして言われたことがある。
日航の副操縦士の記事は少しお涙頂戴的すぎる。チリの救出は扱いが大きすぎ。
小沢一郎を擁護する連中は彼の発言がクルクルと変わることを全然問題にしない。
記事がどの視点で描かれていることが大切だと思うのだ。
いまはグラフィックデザインはパソコンでするのが当然ということになっているが、pochiが現役だった時代はデザイナーは手作業で行っていた。直線を引くことに誇りを持っていた職人気質の人も多かった。それがマックが導入されることになり、一気にベテランと新人の区分が激減してしまった。知り合いのデザイナーが必死でイラストレイターなどのマックの使い方を練習していたことを思い出す。しかも、ソフトが高くバージョンアップなどが頻繁にあり、個人のデザイナーは設備投資の借金に追われていた人も少なくなかったし、廃業した人も多かった。
それ以前には写植屋という仕事があった。本や雑誌を作るには必須の作業で、急ぎの作業工賃は結構高かった。知っている範囲で30年ぐらい前でB5判1ページ、一晩で上げて1万円請求されたことがある。そこは、チームの一員だった大日本印刷の担当者に紹介されたところでそうした急ぎの仕事を専門的にやっているところだった。翌日が某社に提出する原稿の納期だったためである。24P依頼して24万円だったわけである。
しかし、そういう仕事もソフトの出現で消えてしまった。当時、飲み屋で知り合った人たちが写植屋の人たちで、pochiが少ないケースで原稿をテキストでもらい、パソコンで読み取り、字数や行数等を計算していることもあるなどと話したら、そういうことが私たちの敵だなどと冗談めかして言われたことがある。
日航の副操縦士の記事は少しお涙頂戴的すぎる。チリの救出は扱いが大きすぎ。
小沢一郎を擁護する連中は彼の発言がクルクルと変わることを全然問題にしない。
記事がどの視点で描かれていることが大切だと思うのだ。
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